フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

パラリンピックの成績(続)/奇奇怪怪の豊洲盛土問題

2016-09-21 11:20:52 | 日記

   前号でリオ・パラリンピックの日本チームの成績(メダル獲得数)にショックを受けたことを書いたが、その時メダル獲得上位国を挙げた際ロシアの欠場のことを念頭にいれていなかった。ロシアは国ぐるみのドーピング疑惑により大会をボイコットされていたのだ。改めて前回ロンドン大会の成績を調べたらロシアは金メダル数で中国に次ぐ2位であったを知った。リオ大会では次の通りロシアが抜けた分ほぼ順位繰り上がりとなっていた。
   ロンドン大会:①中国②ロシア③英国④ウクライナ⑤豪州⑥米国
   リオ大会:①中国②英国③ウクライナ④米国⑤豪州⑥ドイツ
   ロシアもスポーツ大国ではあるが、ことパラリンピックにおいては中国がメダル獲得数で突出している。またウクライナが米国の上位にいるなど社会主義国の国威発揚に向けた国家的取り組みが如実に現れている。因みに今回主催地であるブラジルは前回金21、メダル総数43に対し今回は金14、メダル総数は72と金は減ったものの、全体では主催地の盛り上がりを反映していると言えそうだ。次回東京開催での日本チームは如何に?

   築地市場の豊洲移転の工事についての闇が深く広がっている。移転先の土壌汚染対策として専門家会議でまとめた盛土工事の考えがいつ、誰によって覆されたのか?
   莫大な工費を伴う大規模プロジェクトが当時の責任者の与り知らぬところで決められたようなのだ。当時の石原都知事の話は二転三転、「都は伏魔殿だ」なんていう言葉も飛び出したり、築地市場長や担当副知事も「私は知らなかった」と弁明している。あるはずもない地下のコンクリート空間に浸み込んだ水が安全だのそうじゃないだの。就任早々の小池知事はオリンピック・パラリンピックの引継ぎのために地球の裏側を行ったり来たりしながら疑問解明の手立てに追われているが、さらに大きな五輪施設の建設・整備の問題が迫っている。こんな時に都の職員や議会は「お手並み拝見」など傍観(どころか足の引っ張り合いなど)をしていたら許される問題ではなかろう。都民もしっかりせねばならないと思う。
  

 

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