中国旅行中は日本の新聞・テレビは勿論、中国のテレビースも見ることがなかったので日本の出来事は完全に途絶していた。帰国して日本での生活パターンに戻った昨日、いつものように朝7時の目覚ましで玄関ドアの新聞を取りに行ったらなんと新聞休刊日。10日ぶりの新聞すら読むことが出来なかった。取りあえずテレビやネットのニュースで広島カープのセリーグペナントレースの優勝を知った。もうそのほかのニュースは敢えて追わなかった。
今朝、やっと手にした新聞を読んでいたら友人の訃報が飛び込んで来た。第二社会面の下の方に載るお悔やみ欄。クラスは違うが高校同級のよしみで大学時代からの友人で私の结婚式にも出席してくれた仲である。地震や噴火に関する大家で、長年日本の地震予知などの対策組織のリーダーを務めていたが、近年は糖尿などの体調を聞いていた。彼に最も近い友人に尋ねると、今年2月には肺がんで余命幾ばくもない状態だったらしい。いずれ友人たち誘い合わせてお悔やみをしたいと考えている。
中国旅行中ずっとブログを放っておくのも忍びず、スマホで投稿を試みたものの元々IT音痴の私のこと、やっぱり苦難を強いられた。そして帰国後パソコンで確認してみるとやはりスマホ上で見るのと大差ない不調法な画面であった。まあ今さら削除することもないが、その間の閲覧数はむしろいつもより多かったのが不思議と言えば不思議である。
久しぶりに接する日本のニュースでは、築地市場の移転先の工事の杜撰なやり方と富山市議会での政務活動費の不正受給という”銭ゲバ”問題に注目。市場移転には巨額の費用がかかるが、そこに利権屋が手ぐすね引いてねじ込んで来ることは想像に難くない。小池知事の早速の手腕が問われるところだろう。
地方議会の政務活動費の不正受給など富山市議会だけの問題ではないはず。国民的話題になった「号泣議員」の例を引くまでもなく、全国の地方議員に蔓延していて、氷山の一角が露呈したに過ぎない。多分これから新聞、週刊誌が次々と暴露記事を載せることであろう。