フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

リオ・パラリンピックの成績にショック/映画・相撲見物・能楽会

2016-09-20 09:44:10 | 日記

   中国旅行から帰って10日になろうとしているが、まだカラッとした秋空が見られずぐずついてすっきりしない日が続いている。今日も台風16号の接近とやらで雨模様の天気で、傍らのNHKテレビではずっと台風のニュースが報じられている。

   リオ五輪に続くパラリンピックが閉幕した。306種目だった五輪より多い528種目で競技が繰り広げられ、日本は銀14、銀10の24個のメダルを獲得したが金メダルはゼロに終わった。メディアでは五輪に劣らずメダリストなど選手の活躍を大きく取り上げたが、私は終盤になって購読紙に載った国別メダル獲得数の記事に驚いた。というよりショックを受けた。その時点で金メダルゼロの日本に対し、1位の中国は92個、続いて英国、ウクライナなどが続いていた。今朝最終結果が出ていたが、金だけで言うと中国107個、英国64個、ウクライナ47個、米国は4位で40個となっていた。日本は64位・・ということは63ケ国が金メダルを獲得しているわけである。
   とりわけ、私は中国と我が国の余りの違いにショックを受けた。日本の障碍者スポーツがこれほど世界の中で遅れていたのか・・・。あの中国は経済的には発展したものの障碍者等に対する福祉政策などはまだまだ低レベル、と思い込んでいたからだ。スポーツ王国のアメリカが4位というのも意外であるが、その謎が新聞で分かった。1位の中国や3位のウクライナは障碍者アスリートの強化育成に国を挙げて取り組んでいるのだそうだ。国威発揚のためとは言えるが、前回のロンドン大会の閉幕を伝える放送の中での、ゲスト解説者であるマラソン・メダリストの有森裕子さんの言葉が思い起こされる。「障碍者の競技や練習場所をもっと考えてほしい。ナショナルトレーニングセンターはオリンピックを目指す者だけでなく障碍者アスリートがもっと使えるようにして欲しい」と。今大会中でもパラリンピアが練習会場の確保に苦労させられているとの話も聞いている。
   アベノミクスだの浮かれ騒いでいる方々には日本の福祉政策のお寒い実態にもっと目を開いて欲しいものだ。

   この3日間名作映画や大相撲、能楽公演を楽しんだ。映画は毎月一度市の文化センターの企画で今月は樋口一葉原作の「たけくらべ」と「にごりえ」。大相撲は現役の弁護士である親友から例年9月場所に招きがあり、取り組みの方はそっちのけで飲食雑談に花が咲く。能楽は年一度の公演に知り合いから10人分ほどの招待を受け、親しい人たちに呼びかけている。難解で高尚な能の後は180度雰囲気の違う安居酒屋で一杯飲みながら気の置けない友人との歓談となった。  

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民進党に蓮舫代表誕生/モツ煮込み

2016-09-16 23:48:33 | 日記

   民進党代表に蓮舫代表代行が選出された。昨日行われた代表選投・開票の結果、選挙前のメディアの情勢分析通り、前原・玉木両候補を破っての圧勝であった。たまたまテレビの中継を見ていたが、投票前最後の演説では政策や展望というより情感に訴える面が大であった。その容姿や弁舌からスター性があり、先の都知事選でも野党勢力の最有力候補に挙げられていたが、「国政に専念したい」と固辞していたその思いをまずは成し遂げたということだろう。
      しかし、今の安倍自民党に立ち向かうには民進党は余りにもひ弱に思える。社会党時代の土井たか子党首の「おたかさんブーム」のようなムーブメントを起こして、国会の与野党勢力に一石を投じることができるか注目したいところだ。

   今日晩は知人が理事を務める『江戸城天守を再建する会』というNPO法人主催の「江戸城寄席」を聴きに出かけた。前座の開口一番の後、落語2席と講談、三味線漫談という出しもので、なかなか面白かった。
   会場は内幸町ホールで、引けた後一人でニュー新橋ビル地下の居酒屋に直行した。お目当ては「モツ煮込み」。新橋に通勤時代、近くの定食屋(夜は居酒屋)の「モツ煮込み定食」がメッチャ旨く他の社員などと共に病みつきになった。なんでも牛モツを3日3晩じっくり煮込む、と店主が言っていたが、とろけるような舌触りと味噌仕立ての煮汁とまぶした薄いオニオンスライスがマッチした実に絶妙な味であった。
   「モツ煮込み」というジャンクフードに入れ込んだ私は居酒屋や焼き鳥屋でその品書きを見つけると必ずと言ってよいほど注文をしたが、いまだかってその味に匹敵するものに出逢ったことがない。だがその店も会社の社屋が移転した後なくなり、ニュー新橋ビルにある姉妹店が結構その味を継いでいたのでそこに今日訪ねたのだが、かつてのあの味はどこに行ったのか、じっくり煮込んではあるものの味付けはまるでなっていない。昔に比べれば値段のアップは多少やむを得ないが、量も半分しかない。この店にはもう幻滅を感じたし、多分あの「モツ煮込み」には二度と出逢うことはないだろうと意気消沈して家路についた。

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旅行帰国後の新聞に友人の訃報/やはり不調法、スマホでの投稿/銭ゲバ

2016-09-13 22:21:54 | 日記

  中国旅行中は日本の新聞・テレビは勿論、中国のテレビースも見ることがなかったので日本の出来事は完全に途絶していた。帰国して日本での生活パターンに戻った昨日、いつものように朝7時の目覚ましで玄関ドアの新聞を取りに行ったらなんと新聞休刊日。10日ぶりの新聞すら読むことが出来なかった。取りあえずテレビやネットのニュースで広島カープのセリーグペナントレースの優勝を知った。もうそのほかのニュースは敢えて追わなかった。
   今朝、やっと手にした新聞を読んでいたら友人の訃報が飛び込んで来た。第二社会面の下の方に載るお悔やみ欄。クラスは違うが高校同級のよしみで大学時代からの友人で私の结婚式にも出席してくれた仲である。地震や噴火に関する大家で、長年日本の地震予知などの対策組織のリーダーを務めていたが、近年は糖尿などの体調を聞いていた。彼に最も近い友人に尋ねると、今年2月には肺がんで余命幾ばくもない状態だったらしい。いずれ友人たち誘い合わせてお悔やみをしたいと考えている。

   中国旅行中ずっとブログを放っておくのも忍びず、スマホで投稿を試みたものの元々IT音痴の私のこと、やっぱり苦難を強いられた。そして帰国後パソコンで確認してみるとやはりスマホ上で見るのと大差ない不調法な画面であった。まあ今さら削除することもないが、その間の閲覧数はむしろいつもより多かったのが不思議と言えば不思議である。

   久しぶりに接する日本のニュースでは、築地市場の移転先の工事の杜撰なやり方と富山市議会での政務活動費の不正受給という”銭ゲバ”問題に注目。市場移転には巨額の費用がかかるが、そこに利権屋が手ぐすね引いてねじ込んで来ることは想像に難くない。小池知事の早速の手腕が問われるところだろう。
   地方議会の政務活動費の不正受給など富山市議会だけの問題ではないはず。国民的話題になった「号泣議員」の例を引くまでもなく、全国の地方議員に蔓延していて、氷山の一角が露呈したに過ぎない。多分これから新聞、週刊誌が次々と暴露記事を載せることであろう。

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中国旅行記(9) 青島の卒業生と

2016-09-11 17:15:11 | 日記

 経貿学院には青島出身の学生が多く、現在もたくさん在住しているようだが、生憎消息が掴めているわけではなく、いつも限られた範囲になってしまう。

 

学年は違うが共に日本研修経験者の曲欣(左)と于婷婷。実は私の都合で2人はこの日初めて顔を合わせたのである。

 

キャッシュカードや両替などに奮闘してくれた陳彦潔。彼女も日本研修組で、10月に出張で来日する予定なので楽しみにしている。

 

帰国の青島空港まで見送りに来てくれた邢宏願(左)と李毅(右)。この二人も私の引き合わせによる。青年実業家になった李君、邢さんは来年2月にはお母さんになる予定だ。

 この後日本に帰国、スマホによる苦難の投稿はこれを以て最後とする。

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中国旅行記(8) 最後の訪問地・青島

2016-09-10 19:18:56 | 日記

 青島は日本でも知られた地名と思うが、風光明媚で知られ、商工業の発展は著しい。地理的にも近いため日本への輸出や日本からの進出企業も多い。

 

海洋都市であり、高層ビルが海岸線まで迫る光景は見応えがある。

ビル街に夕陽が沈み、仕事が終わった卒業生たちとこれからお楽しみ時間になる。

 

青島のイオンモールの中には日本食の店が幾つかあるが地元の回転寿司店があったので、昼に一人で試してみた。ウニもイクラもトロも一皿6元(約100円)という写真のディスプレイには偽りがあり、ネタの違いがあるがまあ日本の100円寿司と似たようなものだった。

 

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