為替がいよいよ1ドル100円の大台を突破、日本の経済にとっては4年数か月ぶりの円安の”回復”なのだそうだ。(円が安くなったのに珍妙なる言い方なので敢えて”回復”と表現した)
年初からの円安進行で3月期決算が大幅好転した企業が続出していることはご同慶の至りだが、株をやっている人はホクホクとしても庶民の生活が好転したとは聞かない。一方、円安による輸入品価格の高騰の方はボディーブローが効いて来ているはずで、こちらは庶民の生活がほどなく圧迫されることになりそうだ。
”バラの祭典”、神代植物園のバラフェスタが昨11日から始まった。春と秋に年2回開催されるバラフェスタは神代植物園の最大のハイライトといえる。その証拠にフェスタ中は必ず「バラ・コンサート」が催され、期間中は通常17時の閉園時間を20時に延長してライトアップをするのである。サクラの満開時にも閉園延長とライトアップは行うがコンサートはない。
フェスタ初日の昨日は生憎の雨となってしまったが、今日は好天の夏日。コンサートに時間を合わせてバラを観に行ったが、見事な花盛り、チョー満開といったあんばいだった。
それにしても、下の一連の写真のように2週間前までは1輪の花も咲いておらず、1週間前にやっと少しだけ咲き始めたところであった。植物園の案内によればバラ園には5000株のバラがあるそうなのだが、それがほとんどこの10日間くらいで一気に咲いたのだ。フェスタの期限に開花を合わせる職員の工夫と努力には驚嘆するばかりである。
[バラ園の開花状況]
4週間前 3週間前 2週間前
1週間前 そして今日(12日)
[ 魅惑のバラの数々]
[最後に今日のコンサート] 満開のバラをバックにジャズの熱唱であった
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