フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

講習会の講師に/今さら「首相に会ったのはウソです」?/アメフト問題は大学の体質・運営の議論にまで発展

2018-05-28 14:06:47 | 日記

   気ぜわしい5月になり、ブログ更新もおちおち出来ない日が続いていたが、一番大きな気がかり事であった講習会の講師の勤めが一昨日(26日)に終わって気分は相当軽くなった。
   講習会というのは「外国人技能実習養成講習」というもので、中国や東南アジアからの技能実習生を受け入れる企業に対し厚生労働省が受講を義務付けた法令講習会である。従来の技能実習生制度下では、日本人労働者の人手不足対策として実習生を体のいい低賃金労働者として使い、過重労働を強いたり、残業代不支給はおろか賃金未払いなどが横行して実習生の大量失踪などの弊害を招いていた。そこで新しい「外国人技能実習法」が制定され、昨年11月に施行されたが、法の趣旨を徹底するためにこうした講習受講を義務化したものである。
   私は法律の仕事に従事したことがないので”法令講習”は全くの苦手であるが、”実習生に向き合う”ための事項があり、これについては法律家にはない経験がある。つまり、私が中国で日本語教師をした時の教え子が20人ほど実習生として来日し、それらの教え子とたくさんの交流があったのでそういう部分では他の講師には出来ない講義が出来る。それで講師依頼をお受けした次第なのだが、やはり法令部分についてはずっと気が重かった。講習の持ち時間は5時間、休憩を含めて6時間20分。これはキッチリ守らなくてはならず、時間の過不足は許されないので、時間通りに収めるのも準備段階から苦労した。
   一昨日終わった、と書いたがこれからはほぼ月に1回程度が予約されている。しかし準備はほとんど整っているので大きな負担はない。


   こうした中でも5月は行事や用事が重なってアップアップしていたが、その間メディアの方は相変わらずの「森友・加計問題」と「アメリカンフットボール」であった。「モリ・カケ問題」では新たに加計学園の理事長が「安倍首相と会ったというのはウソであった」と言い出した。「安倍首相とも会い、いいネ!と言われた」と”首相案件”であることを武器にして来たものを、今度は疑惑のネタになると考えて「ウソだった」と言う。もう子ども以下の言い訳というか噴飯もので、「ウソ」つきもここに極まった感がある。

 もう一方の「アメフト問題」。被害選手側の関西学院大学、加害者の日大選手、日大側監督やコーチ、日大学長などの記者会見が相次いだが、監督・コーチを含めた日本大学への逆風が強まるばかりである。負傷を負った関学大の被害選手は試合に復帰し、また加害選手の真意を認めて「また対戦したい」と既に両選手間で和解していることが伝えられている。一方、日大の方は大学の体質や運営そのものについて問われ出した。単なる反則プレーに対する議論から方向が大きく変わって来た。


   大相撲夏場所が終わった。普段だと一場所2度か3度ブログに取り上げて来た。クンロク大関や弱い横綱が土俵のツヤ消しになる一方、白鵬が横綱らしく場所を支えている姿が記事の中心であった。しかし今場所は大関取りの栃ノ心の力強い相撲がずっと場所を盛り上げ、最後は鶴竜が初の2場所連続優勝で横綱の面目を保った。私はテレビの中継を視る機会が少なかったが、スポーツニュースなどのビデオを見ても本当に栃ノ心の正攻法の力相撲に「これぞ大相撲!」と拍手を送った。鶴竜は飛んだり引いたりして昇進後は弱い横綱の代名詞みたいだったけど、今場所は引き・はたきが影を潜めて自滅相撲がなくなり、年齢的な衰えが目に見えてきた白鵬にとって代わって場所を支えた。栃ノ心の力相撲と鶴竜の正攻法の相撲を今後とも期待したい。

 

 

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