偶々(たまたま)「2発の銃声」ということが頭に浮かんだ。
片や1914年6月28日、欧州のサラエボでオーストリアの皇太子夫妻が2発の銃弾で殺害され、それが第一次世界大戦の引き金となったことは中学の歴史の授業で学んだ日本国民は誰でも知っている。
その後第二次世界大戦を経て、サラエボ事件から一世紀が経った2022年7月8日の2発の銃声がカルト教団と呼ばれる宗教団体が日本の政治を蝕んでいる実態を暴き出す契機になった。銃弾に倒れた元首相を悼むと同時に、あるいはそれ以上の国民の関心が自民党を中心とする政治と宗教の癒着に向けられることになった。まだまだ疑惑が続々明るみに出ている。今まで”恩恵”を受けて来た議員さんが本気でカルト教団の粛清を図れるのだろうか。
英国エリザベス女王が亡くなるわずか2日前の9月6日に女王から首相の任命を受け、就任したばかりのトラス首相が辞任を表明したという。なんという早さ、短気なのだろうか。
ジョンソン前首相が国民及び議会の支持を失って勝ち取った国政トップの座をこんなにも早く降りちゃうのか。ロシアーウクライナ戦争によるインフレその他の難問が横たわっているとは言ってもだ。
日本ではカルト教団との関係を隠しに隠して閣僚にしがみつき、「瀬戸際大臣」との異名をつけられた政治家もいるのに・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます