フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

水も使わぬオフィス紙再生事務機に驚き/今年の流行語大賞/台湾旅行②

2016-12-02 17:25:17 | 日記

   家庭用プリンターなどの大手セイコーエプソン社が水を使わずにオフィスの古紙を再生リサイクルする装置を開発し、この12月から発売すると新聞に紹介されていた。
   「PaperLab(ペーパーラボ)」と名付けたこの乾式オフィス製紙機は使用済みの(あるいはシュレッダーにかけたい)コピー用紙を投入すると同じサイズの再生紙や色紙などが出てくるという。水も使わずに解繊して製紙するという画期的な仕組みで、環境の負荷もなくデータの消去や紙の再生が即時に出来る。この技術は今年の「日本イノベータ―大賞」を受賞したとのことであるが、学生時代に紙・パルプ学を学んだ私には驚きの技術である。再生紙は、古紙を回収して水の媒体で紙の繊維を解き、脱墨(色抜き・漂白)して製紙マシンで漉(す)いて造ると・・いう概念を根底からひっくり返すもので技術の革新に拍手を送りたい。 

   今年の流行語大賞が昨日発表された。年間大賞は広島東洋カープの緒方監督がセ・パ交流戦での鈴木誠也選手の神がかった活躍を評した「神ってる」が選ばれた。私が選んだ5つの中でベスト10入りしたのは「ポケモンGO」と「トランプ現象」の2つだけであった。

【台湾旅行②】知らな過ぎた台湾
   今回は2度目の台湾と言っても実質は初めてのようなものであった。それにしても台湾のことについては「あまり知らない」と自覚はしていたが、旅行での見聞やガイドの話などから「あまりに知らなすぎた」と思うようになった。
   勿論同じ近隣国である韓国のこともあまり知らないし、中国だって再々訪ねたり住んだこともあるのに知っていることは限定的であるのだが・・。 
   台湾の国土面積は九州本土とほとんど同じ、とガイドより教えられた。人口は約2倍とのこと。形は違うが東西より南北に長い点は共通であり、内陸部が山地であること、主要な都市はほとんど沿岸部にある点も似ている。大きく違うのは、台湾は中央部東側に3000m級の山脈が南北に貫いていることだ。このため東西の交通は遮断され、景色や風物なども東西で異なる。
   ツアーの行程は前号に書いたが、これを九州に当てはめると分かり易い。
   福岡国際空港ー長崎(大浦天主堂・グラバー邸跡)ー熊本(熊本城・阿蘇山)ー鹿児島(城山と桜島観望)ー宮崎(日南海岸・青島)ー大分(別府・湯布院)ー北九州(門司港のレトロ景観)-福岡(大宰府天満宮)・・みたいな左回りルートである。旅行の思い出になった光景についてはまた紹介することにする。 

        
 山脈(雲の下)が遠くそびえていた台湾西側 ⇔ 東側では山脈が身近に迫っていた

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