フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

桑田次郎の訃報で思い出す漫画狂時代/また日大! おぞましいラグビー部の暴力記事

2020-08-06 11:03:06 | 日記

   前号では歌手弘田三枝子さんの訃報を取り上げた。私の青春時代の思い出に重なる人であった。それに前後して漫画家桑田次郎の訃報が報じられていた。こちらは私の少年期、漫画雑誌にのめり込んでいた時の人気漫画作家の一人だった。
   小学校の5年から6年生、まだ家庭にテレビが無い時代で最大の娯楽が漫画であり、漫画雑誌を読み耽った。ある時期からクラスメートと購読誌を分け合って回し読みをした。
   漫画の神様手塚治虫の「鉄腕アトム」や横山光輝の「鉄人28号」、堀江卓の「矢車剣之助」を連載の『少年』。『少年画報』には竹内つなよしの「赤胴鈴之助」、川島光広の「ビリーパック」や堀江卓の「天馬天平」に桑田次郎の「まぼろし探偵」などが連載。『冒険王』に福井英一の柔道漫画「イガグリくん」、『少年クラブ』に桑田次郎の「月光仮面」、私が購読した『野球少年』には寺田ヒロオの「背番号0」や「スポーツマン佐助」などなど毎月々々飽きることがなかった。その他藤子不二雄、石ノ森章太郎、ナンセンス漫画の杉浦茂、ほのぼのした絵の馬場のぼる、山根赤鬼、山根青鬼など、1コマ見れば誰の漫画であるかが分かった。
   冗談に思われるかもしれないが、この時期に急速に視力が落ちて中学2年からはメガネを掛けるようになった。漫画の方は中学進学と同時にぷっつりとやめた。


   またまた日本大学の運動部で不祥事が発覚した。昨日(4日)の朝日新聞に載った記事によると日大ラグビー部のヘッドコーチが頻繁iに未成年の部員に酒を強要して酔い潰していたり、耳に噛みついたり、顔を蹴ったり、バーベキューの時に熱したヘラを押し付けてやけどを負わせたり、頭につま楊枝を突き刺したり・・・もう悪逆非道の限りを尽くしていた様子が報じられた。スキンヘッドの頭にようじが突き刺さった写真や、やくざの脅迫にも劣らないLINEの画面は見るにもおぞましい。
おまけにこのヘッドコーチは、事態が明るみに出ると「親の具合が悪くなったので」辞めたとのことである。大学からの解任や解雇ではなく自己都合退職にしたのだそうだ。アメリカンフットボール”事件”で大きな社会問題を起こした日大で依然として残る運動部の暴力体質と隠蔽体質に身震いがする。

 

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