ロシアとグルジアの戦争に発展したグルジアのNАΤO加盟問題は、米国が事実上折れたため年内の加盟はなくなった。今後はオバマ米新政権の判断にかかるが、ウクライナも含めて旧ソ連諸国の加盟は当分先送りせざるを得ないだろう。
こうした動きにメドベージェフ露大統領は「良識が通った」と米国の方針転換を歓迎している。だが、オバマ次期大統領もNАΤO東方拡大を支持していると伝えられており、東方拡大そのものを放棄するとは考えられない。米露の確執は今後も続き、来年最大の焦点になることは間違いない。
ただ、こうした米国の方針転換で一番痛手を受けるのはグルジアのサーカシビリ大統領だ。すでに野党から「無謀なグルジア戦争」に対する批判が強まっていて、政権がいつまで続くか予断を許さない。まだまだカフカスから目が離せない。
こうした動きにメドベージェフ露大統領は「良識が通った」と米国の方針転換を歓迎している。だが、オバマ次期大統領もNАΤO東方拡大を支持していると伝えられており、東方拡大そのものを放棄するとは考えられない。米露の確執は今後も続き、来年最大の焦点になることは間違いない。
ただ、こうした米国の方針転換で一番痛手を受けるのはグルジアのサーカシビリ大統領だ。すでに野党から「無謀なグルジア戦争」に対する批判が強まっていて、政権がいつまで続くか予断を許さない。まだまだカフカスから目が離せない。
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