飯島一孝ブログ「ゆうらしあ!」

ロシアを中心に旧ソ連・東欧に関するニュースや時事ネタを分かりやすく解説します。国際ニュースは意外と面白い!

「弁護士になるには」出版、司法関係のハウツー本3冊揃う!

2021年10月05日 15時03分52秒 | Weblog



ぺりかん社の「なるにはブックス」シリーズのハウツー本『弁護士になるには』がこのほど出版されました。すでに『検察官になるには』『裁判官になるには』の2冊は出版されていて、司法関係のハウツー本3冊が出揃うことになります。資格試験の最難関と言われていた司法試験のハードルが下がりつつあり、法律のスペシャリストとして活躍の場が広がっている弁護士は、これからますます注目を浴びそうです。
 
この本は、日本弁護士連合会の協力を得て、私がインタビューを重ねて「弁護士の今」を切り取った本で、中学生、高校生にも読みやすい記事と写真が満載されています。特に注目されるのは、弁護士の活躍の場が法廷から社会にどんどん広がっていて、企業から官公庁、地方自治体、各種団体まで弁護士を必要とする職場が増えていることです。

その中でも、民間企業に所属する「企業内弁護士」が、この10年間に6倍にも増え、全国で3、000人に迫っています。これまでは「顧問弁護士」として、企業の外からアドバイスしていましたが、いまでは会社内で社員として働きながら、法律問題を解決しているのです。

こうした社会の変化を受け、我が国の弁護士の数は2018年には4万人を超え、今や英国やフランスに迫りつつあります。法律や弁護士に関心のある若者が、どうしたらスムーズに弁護士になれるかをこの本で学んで欲しいのです。写真や図をたくさん使って理解しやすいように工夫されているので、ぜひ本屋で、あるいは図書館で手に取ってみてください。

出版社は「ぺりかん社」で、定価は1500円プラス税とお手頃です。ぺりかん社のホームページで、購入できます。アマゾンでも予約受付中です。司法の世界に関心のある方は、すでに販売中の「検察官になるには」「裁判官になるには」と合わせて読んでいただければ、司法界の現状と「なりかた」がよくわかると思います。(この項終わり)