グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ナイトZoo探訪

2010年08月22日 | 日記
横浜市の金沢動物園が夜間開園を実施するというので早速行ってみた。
一寸早めの夕食を済ませ動物園の駐車場に滑り込んだが駐車場から動物園正門までの送迎バス乗り場は既に長い行列ができており思いのほか来園者が多いのに驚いた。
園内はといえば適度なイルミネーションで装飾され心配した暑さもさすがにしのぎやすくなり多くの入園者がそぞろ歩きを楽しんでいた。
主役の動物はといえば結構夜行性が多いのか暗い中でも食事を摂ったり動き回る動物も多くそれなりに楽しめた。
中には早々にネグラでふて寝を決め込む輩もいるがこれは愛嬌である。
それにしても親切に動物の生態について解説をしていただいた多くの動物園の職員の皆さんご苦労さまでした。
おかげ様で動物園のもう一つの顔が堪能することができました。
これからもいろんな催しを企画してもらいたいなぁ・・・。

いい社会とは何か(その2)

2010年08月21日 | 日記
前回このブログでいい社会の条件として常に安心を実感できることを挙げたがそれだけでは十分ではないだろう。
やはり先行きに対し多少なりとも希望とか夢を持てないようではそれはいい社会ではないように思う。
筆者が若かりし頃、すなわち30年程前は世の中の大半の人々は「明日は今日より豊かでになる。」と感じていたが今そんな恵まれた人は恐らく1割に満たないのではないか。
勤労者平均所得が長期低落傾向を続けている限り夢を持てといっても所詮無理というものだろう。
夢を、希望を、というからにはそれを裏付けるものとして所得向上が不可欠でありそのためにも早いデフレ脱却が望まれる。
今こそインフレ・ターゲット政策を再考してもよいのではないか。
(続)

いい社会とは何か

2010年08月20日 | 日記
残念ことに近年日本全体が「いい社会」から遠ざかっていっているように思えてならない。
「いい社会」とは人それぞれいろんな定義やイメージがあるだろうが私なりに整理しそれに近づくためのステップを考えてみたい。
「いい社会」の一つの条件は日常生活の中で常に安心を実感できることであろう。
そのためには確固たる社会保障システムが必須なのだが例の年金制度が旧社保庁のずさんなマネジメントですっかり信頼を失ってしまった。
先行きはといえば少子化が定着しつつある中で不安要素だけがクローズアップされる。
直近の状況では高齢者の所在不明問題も社会保障システムの不備と無縁ではなく「明日は我が身か?」の不安を増幅させる。
現状はまさに心配だらけである。
やはり「安心できる社会」の構築には信頼できる社会保障システム確立が絶対条件である。
そのためには一定限度の増税や管理ツールとしての国民ID制度を甘受しなければならないだろう。
(続く)



民主党代表選に思う(その2)

2010年08月20日 | 日記
お盆ウィークが過ぎると政界は一気に民主党代表選モードに突入である。
たしかに「与党代表=首相」となることを考えるといやが上にもその関心は高まろうというものだが今から約1ヶ月もの間国会も政治もストップしてしまうことを思うと暗然としてしまう。
それにしても民主党のセンセイ方は現下の日本の危急度をどう認識されているのだろう。
為替レート、東証株価、雇用環境、来年度予算などいずれも待ったなしだと思うが苛立っているのは私だけだろうか。
昨日も軽井沢で前首相グループの研修会があったようだが「挙党一致」を謳いながら代表選の戦闘をいたずらに煽り立てる姿は見ていて腹立たしいし、また情けない。
この際代表選に向けるエネルギーはほどほどにしてそれ以上を課題山積の国政に振り向けて欲しいものである。
今のままではとてもこれからの政権を委ねようという気にならない。

猛暑狂騒曲(その2)

2010年08月18日 | 日記
今日もまた暑い。
あらためて去年とは明確に違うことを実感している。
前回は猛暑がもたらすプラス面を探したが今回はマイナス面を・・・。
いうまでもなくその最たるものは熱中症だろう。
救急車の出動回数は急増しているが不幸にしてなくなる方も多い。
その7割以上が在宅高齢者であり何やら例の高齢者所在不明問題と根っこのところは同じではないかという気がする。
猛暑は人間以外にも容赦ない。
クルマのトラブルも頻発しているようでこちらは救急車ならぬロードサービス車の出番である。
韓国などではバスのタイヤがバーストして乗客がパニック状態に陥った事故があったが日本でもタイヤの悲鳴が聞こえてきそうである。
それにしても今だに電力不足、水不足問題が顕在化していないのは不幸中の幸いというべきか。
一日も早く平年並みの気候が戻ることを願っているが本来は温暖化対策の徹底かもしれない。


民主党のカン違い

2010年08月17日 | 日記
先日テレビを見ていて驚いた。
国交相が例の高速道路無料化構想に関し「あれだけ国会で言ってきたのだからこれはやらなければいけない。」と談話していたことだ。
似た話だが前幹事長も「(衆院)マニフェストは国民との約束だから守らなくてはならない。」とよく話している。
一体民主党は7月の参院選敗因をどう分析しているのだろうか。
菅首相の唐突な消費税言及や「政治とカネ」未解明、普天間対応の不手際もあるだろうがその中に例の衆院マニフェストの誤謬もあるのではないか。
どうも民主党は一度(衆院選で)認められたマニフェストは終生堅持すべきと意地になっているように見える。
官僚との対面上修正したくない気持ちは分からないでもないが「財源捻出を含めて見直しをして欲しい」というのが参院選の審判結果であったハズだ。
民主党にはあらためて「国民の生活が第一」のキャッチフレーズに相応しい政治をお願いしたい。
それにしてもあの高速道路の渋滞には業者も個人(の多く)も辟易・・・である。





動物園、水族館の経営努力

2010年08月16日 | 日記
動物ウォッチングが好きで機会があれば動物園、水族館を訪れる。
一昔前まではどこの動物園も水族館もお役所仕事の典型みたいなものでさして経営努力は感じられなかったが最近はそうでもないらしい。
代表格は何といってもあの旭山動物園の生態展示であろう。
動物の生き生きした動作を間近でみられるのは大きな魅力である。
一方神奈川県の3動物園が行っている夜間展示も楽しそうだ。
動物の中には結構夜行性のものも多くそういえばカブトムシも活動中の姿を見るためには夜間しかない。
動物には見る楽しみもあるが触れる楽しみもある。
楽しめる人数は限られるがイルカなどと触れ会えばいい思い出になるに違いない。
動物との触れ合いはメンタルヘルスの回復にも効用があるという。
以前海外旅行の際に何度か現地の動物園を訪れたが明らかに日本の方が進んでいる。
もっと誇り、PRしてもよいのではないか。

終戦記念日に思う

2010年08月15日 | 日記
今日は終戦記念日だがこの季節になるとテレビでも新聞でも戦争回顧モノ、戦争秘話モノが並び戦争の悲惨さを新たにすることになる。
個人的には母親から「(この日を迎えたとき)平和ってこんなにいいものなのかとあらためて実感した」と何度か聞かされたことが最も印象に残っている。
父親はといえば、2度ほど中国に出征していたが従軍中のことについてはその後多くを語らなかった。
両親とも今はもうこの世にいないが存命中にもう少し当時の話を聞いておけばよかったなぁと思う。
戦後のモノ不足、政情不安のなかで生を受けた私を己を犠牲にしてでも育ててくれた両親に今はただ感謝あるのみである。         合掌






猛暑狂騒曲

2010年08月14日 | 日記
今年の夏はホントに暑かった。
いやまだ終わっていないか・・・。
「夏は暑く冬は寒いことが好景気をもたらす」とは昔からの定説であるが今年の夏は何が売れたのだろうか。
よく言われるのがエアコンである。
結構早くから売れ始め長く売れ続けたようだがともかくエアコンは設置工事が伴うため据付業者は繁忙を極めたようだ。
一つ不思議に思ったのは電力供給不足の不安が全くなかったことだ。
電力供給量が高まったのか、それともエアコンの省エネ化が寄与しているのだろうか。
いずれにしてもあの暑さの中で節電を強要されなくて助かった・・・。
ビール飲料も消費量が伸びたようだ。
とくに今年はノンアルコールビール(これをビールと呼ぶかどうかは別にして)が一大ブームを巻き起こし品切れ状態も現出した。
いわゆる「第三のビール」などによる低価格化が進みメーカーの利益は出荷量ほどには増えていないとのことだが稼働率向上は喜ばしいことではないか。
景気浮揚のためなら多少の暑さは我慢しようと考えている今日この頃である。

問われる組織の危機意識

2010年08月13日 | 日記
巷は夏休み真っ盛りだが中には休み返上で頑張らなくてはいけない人々や組織もあるだろう。
その代表格はなんといっても民主党である。
ねじれ国会を前に、また経済情勢はといえばこの為替レート、この株価水準の中でやるべきことは山ほどあると思っているが党の動きは驚くほど鈍いように見える。
お盆シーズンだから省庁別の政調は閑古鳥、首相は避暑地で静養・・・では先行き心配してしまう。
普天間移設対応にしても先日官房副長官が現地サイドと会談を持ったのことだが地元の負担軽減策もなければ溝は埋まろうハズもない。
一体民主党は現下の状況と党内の動きををどう考えているのだろうか。
同じように日本相撲協会もあまたの課題を抱え休み返上で頑張らなくてはいけない組織の一つだがこちらも相変わらず動きが鈍い。
理事長人事を巡るドタバタについては目をつぶるとしても身内に甘い調査、組織刷新策の策定遅れは目に余る。
筆者は今でも1~2場所位は休んで出直すべきだと考えている。
それだけの危機的状況なのである。