グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

電子書籍ビジネスの離陸

2010年08月05日 | 日記
AppleのiPad発売に前後して電子書籍ビジネスが俄かに動き出した。
つい先ごろ出版社や印刷業者がそれぞれ推進団体を組織化し円滑な事業化の準備を始めたばかりだが今度は携帯電話サービス事業者を中心にコンテンツの提供業者、端末メーカーなどを巻き込んだ事業会社の設立が相次ぎ一気に電子書籍ビジネスが進展する勢いだ。
たしかに省スペース、ポータビリティなどの利点に加え価格も安いとなれば書籍購入者の関心はいやがうえにも高まろう。
残念ながら書店だけが前向きの絵が描けなくている。
当面ポイント点数の増額などで来店客のロイヤリティ向上を図るが所詮守りでしかない。
電子書籍時代に書店の生き残り策はあるのだろうか
ちなみに米国でAmazonと熾烈な戦いを繰り広げてきたリアル書店の老舗Barns&Nobleはいま身売り話が持ち上がっている。