グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

いい社会とは何か(その2)

2010年08月21日 | 日記
前回このブログでいい社会の条件として常に安心を実感できることを挙げたがそれだけでは十分ではないだろう。
やはり先行きに対し多少なりとも希望とか夢を持てないようではそれはいい社会ではないように思う。
筆者が若かりし頃、すなわち30年程前は世の中の大半の人々は「明日は今日より豊かでになる。」と感じていたが今そんな恵まれた人は恐らく1割に満たないのではないか。
勤労者平均所得が長期低落傾向を続けている限り夢を持てといっても所詮無理というものだろう。
夢を、希望を、というからにはそれを裏付けるものとして所得向上が不可欠でありそのためにも早いデフレ脱却が望まれる。
今こそインフレ・ターゲット政策を再考してもよいのではないか。
(続)