グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

いい社会とは何か

2010年08月20日 | 日記
残念ことに近年日本全体が「いい社会」から遠ざかっていっているように思えてならない。
「いい社会」とは人それぞれいろんな定義やイメージがあるだろうが私なりに整理しそれに近づくためのステップを考えてみたい。
「いい社会」の一つの条件は日常生活の中で常に安心を実感できることであろう。
そのためには確固たる社会保障システムが必須なのだが例の年金制度が旧社保庁のずさんなマネジメントですっかり信頼を失ってしまった。
先行きはといえば少子化が定着しつつある中で不安要素だけがクローズアップされる。
直近の状況では高齢者の所在不明問題も社会保障システムの不備と無縁ではなく「明日は我が身か?」の不安を増幅させる。
現状はまさに心配だらけである。
やはり「安心できる社会」の構築には信頼できる社会保障システム確立が絶対条件である。
そのためには一定限度の増税や管理ツールとしての国民ID制度を甘受しなければならないだろう。
(続く)



民主党代表選に思う(その2)

2010年08月20日 | 日記
お盆ウィークが過ぎると政界は一気に民主党代表選モードに突入である。
たしかに「与党代表=首相」となることを考えるといやが上にもその関心は高まろうというものだが今から約1ヶ月もの間国会も政治もストップしてしまうことを思うと暗然としてしまう。
それにしても民主党のセンセイ方は現下の日本の危急度をどう認識されているのだろう。
為替レート、東証株価、雇用環境、来年度予算などいずれも待ったなしだと思うが苛立っているのは私だけだろうか。
昨日も軽井沢で前首相グループの研修会があったようだが「挙党一致」を謳いながら代表選の戦闘をいたずらに煽り立てる姿は見ていて腹立たしいし、また情けない。
この際代表選に向けるエネルギーはほどほどにしてそれ以上を課題山積の国政に振り向けて欲しいものである。
今のままではとてもこれからの政権を委ねようという気にならない。