グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

コロナ担当相の「専門家会議廃止」発言余波に思う

2020年06月28日 | 政治
コロナ担当相の専門家会議廃止発言がとんだ余波を生んでいる。
と言うのも同氏が「(専門家会議の廃止発言が)一部に誤解されている」としてあたかも誤解した方に責任があるとも受け取られる発言を行ったことだ。
と同時に「廃止」という言葉を強調し過ぎたとも述懐していることからしてやっぱりこの間の同氏の発言はいささか不用意であったことは当の本人も認めているところである。
この「誤解発言」で思い起こしたのが1か月ほど前だったか、厚労相のコロナ検査受診目安に関するやはり「誤解発言」である。
当時厚労相もPCR受診基準について「誤解されている」と発言してやっぱり誤解した方に責任があるような印象を与えていた。
どうも政権幹部は自らの言動について「誤解されている」として無理やり正当化しようとする癖があるようだ。
今起きている事象は自らの過ちを糊塗するために「誤解されている」を多用しているように思われる。
この際「誤解」は「する側」よりも「される側」「させる側」に責任があると肝に銘じるべきだろう。
国民はそんなに簡単に「誤解」しないものだ。