グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

北朝鮮の「南北連絡事務所」爆破に思う

2020年06月19日 | 国際政治
先日公開された北朝鮮の「南北連絡事務所」爆破の映像は何度見ても痛々しい。
開城と言えば南北朝鮮の融和と言うか、あるいは同一民族協力の聖地だったはずである。
それが、それが、・・・シンボルとなる建物を木っ端微塵に爆破しその映像をあえて公開するなどとても正気の沙汰とは思えない。
やっぱり脱北者の配布したチラシ内容がよほど気に食わなかったのだろう。
韓国側としても連絡事務所爆破に続きあれだけ罵詈雑言を浴びせられては応戦せざるを得ない。
さすがに今すぐ戦火を交えるなんてことはないだろうが開城工業団地での南北協力関係は当面戻ることはないだろう。
この事実は北朝鮮にとっても相当なダメージだと思うがどうだろう。
北朝鮮の経済と日常生活は今後ますます困窮度を増していくことが予想される。
非武装地帯はさらに緊張度を増していく。
一方で韓国の文政権は南北融和政策が頓挫してしまった。
どうも朝鮮半島は20年前の金正日ー金大中関係のさらにそれ以前に戻ってしまったようである。