グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「サービスデザイン推進協議会」の怪に思う

2020年06月10日 | 政治
持続化給付金事業の委託先である「サービスデザイン推進協議会」なる存在が今、世間の関心の的になっている。
サービスデザイン推進協議会、…名称からすればいかにもサービスデザインのあり方やその市場拡大を目指して有志が自発的に協議する団体のように思われるのだがその団体が国から数百億円もの巨額でかつ緊急性のある委託事業を受託していたとはねぇ・・・。
同団体は聞くところによるとつい数日前までホームぺージもなければ決算公告もなかったという。
しかも昨日か一昨日かに退任した代表理事は「(自分は)お飾り」だと言っていた。
これではやっぱり「トンネル組織」と言われても抗弁のしようがない。
同団体は最近になって執務オフィスを公開していたがこんな映像はなんのツッパリにもならないだろう。
受託事業の再委託、再々委託、再々々委託構造の全容、つまりそれぞれのレベルでの委託内容と委託金額、委託先コントロールの権限と実際を明確にしなくてはならない。
それにしても電通という会社は女子新入社員のいじめ自死事件を境にすっかりダーティーな企業になり果ててしまったねぇ。