グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

接触確認アプリは奏功するか

2020年06月13日 | 社会
厚労省が新型コロナウィルスの感染者と濃厚接触した恐れがある場合に自動的に該当者に通報するスマホアプリが来週にも利用可能になると報じていた。
このアプリは感染者、接触者お互いのプライバシーが考慮されている点である意味画期的だ。
上手く使えばクラスター対策に極めて有効だと思われるが課題はこのアプリの普及率だ。
日本人は一般にプライバシー意識が高い上に公徳心は低いとされている。
もしもこれらが真実だとすればこのアプリが機能すると言われる普及率60%は限りなく高いハードルである。
政府関係者は様々な機会を見つけ本アプリの利用拡大を呼びかけると思うが果たして普及はどこまで進むのだろうか、・・・いささか気にかかる。
先ずはクラスターと目される施設の利用者の中で重点的に浸透させていくことが重要ではないか。
せめて夜の街や大規模イベント、病院、介護施設などで必須アイテムに育てていかなければ本アプリの明日はないと思うのである。