グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

イージスアショア配備計画の白紙撤回に思う

2020年06月15日 | 政治
今日一番驚いたニュースはイージスアショア配備計画の白紙撤回である。
ミサイル迎撃を目的とする本システムの配備については3年前の閣議決定を経て設置場所の選定が大詰めの段階に来ていたと理解していたがここにきて白紙撤回とはねぇ・・・。
秋田県内候補地の地元説明会では提出した検討資料の杜撰さや出席職員の居眠りが大顰蹙だったがそれでも配備計画は揺らぐことがなかった。
それが、それが、ここにきて一気に白紙撤回と言うからまさに青天の霹靂だ。
イージス・アショアと言えば米国の戦略兵器の代表格といわれて言い値で買わされた、とも言われていたがそんなことはなかったのだろうか。
それに発射後ブースターの後始末問題が直接の断念の原因と言うのも信じられない思いである。
こんな基本的なことが今まで解決されないままだったのだ。
こんな体たらくだと辺野古の埋立て計画すらおかしくなってしまうののではないか。
超軟弱地盤への埋立てはこれからだから、ね。
結局政権のレガシー作りはもう完全に頓挫してしまった。
今後たとえ居座っても影響力は萎む一方になるのではないか。