グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米・国防長官の反旗に思う

2020年06月05日 | 政治
黒人暴行死抗議デモの鎮圧に連邦軍の動員を示唆していた米・大統領になんと国防長官が反対する意向を表明した。
激化する暴動に州警察だけでは不十分かも、と見た大統領の意思表示だったがまさか身内から反旗が上がるとは考えても見なかったのではないか。
大統領報道官もたまらず「大統領の信頼を失えば今後どうなるかは分かるはず」と脅しとも受け取れるような発言をしていたが果たして効果のほどは・・・?(笑)
一足先に国防長官の職を辞したマティス氏も現国防長官と同意見であることを明らかにしている。
これではさしもの大統領の強気の姿勢も旗色が悪かろう。
大統領選も近づいてきたし・・・、頭の痛いことだ。
ところで我が国では上記のように閣僚が表立って首相の意向に反旗を翻すことなどはここしばらくお目にかかっていない。
閣僚が自らの失態で閣僚の座を去ることはあっても自らの主張を通してその座を去ることはめったにない。
やり直しが利く社会になったのだからもっと言いたいことを言ってもいいのではないか、どの大臣が、とは言わないが・・・。(笑)