グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米国の黒人拘束死抗議デモの暴徒化に思う

2020年06月01日 | 政治
米国の黒人拘束死を巡る抗議デモが大変な騒動になっている。
ミネソタ州で発生した白人警官による黒人の拘束死に抗議するデモは全米中に拡大し暴徒化する恐れさえ出てきた。
25都市では夜間外出禁止令が出されたようだがトランプ大統領は治安維持に軍隊の投入も辞さない構えのようだ。
果たして武力の制圧で本当に沈静化するのであろうか。
トランプ大統領は中国の香港弾圧政策を非難する一方で自国の人種差別事件には躊躇なく軍隊を投入する・・・これには「ちょっと虫がいいのでは」と考える人々は多いのではないか。
香港でも米国でもそうだが武力での制圧は根源的な解決にはならない。
米国の例でいえば黒人を死に到らしめた元警官の法的処置を急ぐことだろう。
殺人容疑で逮捕したということだから法に則り粛々と処分したらいい。
武力制圧は結局怨念を倍加させ地下に潜らせるだけだと思う。