グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

テレビドラマ「半沢直樹」の高視聴率に思う

2013年08月10日 | 日記
TBSの連続テレビドラマ「半沢直樹」が高視聴率をたたき出している。
バブル期入行の正義感の強い銀行員が上司や取引先を相手に縦横無尽に暴れまわる痛快ドラマなのだが登場人物のキャラクターが多彩で視ていて面白い。
ドラマの放映に従い原作本も再び売れ始めているようだが作品の読者はテレビドラマとのギャップに驚くかもしれない。
そう、原作者の池井戸潤氏の作品はリアルでかなりシリアスなストーリー展開なのだがテレビドラマの方は演出・演技が相当効いているからだ。
同時期にNHKで放映されていた「七つの会議」(全4回ですでに放映終了)も同一作者の作品なのだがとてもそうとは思えない、本当に対象的だった。
原作に忠実なのがいいのか悪いのかは視聴者の嗜好によるだろう。
またこのあたりが民放と公共放送との相違かもしれない。
それにしても文学作品の映像化はその演出次第でイメージが大きく変わるものだ。
果たして池井戸氏はどちらをお好みだろうか、・・・聞いてみたいものだ。