グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党の3党協議離脱に思う

2013年08月07日 | 日記
民主党が社会保障制度改革を巡る自民、公明、民主3党の実務者会議から離脱することを決めた。
税制に関する実務者協議には残るようだがもともと税制と社会保障は表裏の関係にあり一体のものである。
しかもこの3党合意は民主党が政権与党時代に主導したものだけに野党に転落して言い分が通らなくなったからと言って安易に離脱するのは批判が出てくるかもしれない。
今しばらく3党合意の枠内に留まり社会保障の考え方について議論を戦わせ、もし与党との隔たりがあるとすればそれを国民に分かりやすくアピールする道はなかったか。
党幹部は「協議を続ければ(結局)最終報告に同意したと勘違いされる」というがそんな誤解よりも「民主党は責任逃れ、敵前逃亡、あるいは不戦敗を選んだ」との誤解の方がはるかに怖いと思うのだが・・・。
いずれにせよ民主党にとって今回の離脱は大バクチだ。
吉と出るか、凶と出るか、ひとえに今後の頑張りに係っている。