グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新手のPB商品に思う

2013年08月23日 | 日記
先日近くのショッピングセンターに出かけたら見慣れない光景に出合った。
このショッピングセンターはダイエーが核店舗なのだが家電部門については某量販店にフロア貸しし任せている。
家電商品は食料品や日用品とは販売方法が違うのでこれはよくある例だ。
ところが、なんとダイエーの日用品売り場にも冷蔵庫や洗濯機、エアコン、掃除機などが展示されているではないか。
決して広くはないがそこにはシンプルなデザインの白物家電が並んでいた。
価格も詳しくチェックしたわけではないが相当安そうだ。
ただ個別の商品を見ると「Panasonic」や「HITACHI」のロゴがあるので厳密にはPB商品とは言えないのだが流通サイドの要求仕様や買取り保証があればこれらは実質的にはPB商品と言っていいのではないか。
耐久財の場合アフターサービスや品質保証の面からメーカーブランドは外せないと判断したのだろう。
いよいよ耐久財の分野にも実質PB商品が登場してきたようだ。
かってダイエーが自社ブランドテレビ「ブブ」を引っ下げ家電の王者松下電器に挑戦状を叩きつけたことがあった。
あれから40年、「流通が価格決定権を握る」が口ぐせだった故中内創業者の悲願がようやく実現したのかもしれない。