ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

「06年上半期、思ってもいなかったベスト10」

2006-07-02 01:31:56 | 新作映画
----「思ってもいなかったベスト10」、変なタイトルだね。
「うん。まだ上半期だしね。
ベスト10と言ってもすぐ変わっちゃうから、
ちょっと気楽な感じで選んでみようと……。
1月から6月公開の作品で、
いい意味で予想を裏切られた作品をセレクト。

『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』
(one comment)この作品、昨年暮れにも選んでいました。
実は今年1月の公開でした。

『赤ちゃんの逆襲』
(one comment)凝った脚本とブラックユーモア。CGの使い方もユニークでした。

『カミュなんて知らない』
(one comment)柳町監督がこんな画作りを見せるとは驚き。
ラスト・シークエンスはさすがに彼らしいなとは思いましたが…。

『SPIRITスピリット』
(one comment)まさかここまで今の時代へのメッセージを持った映画とは!?
タイトルだけでは映画は分からないです。

『ナイロビの蜂』
(one comment)このタイトルも映画の中身がまったく想像がつかなかった一作。
二つのテーマがクライマックスで収斂してゆく映画は快感です。

『かもめ食堂』
(one comment)ごちそうさま。こんなおいしい映画をいただけるとは。
前作が個人的には全くいただけなかったので、思ってもいませんでした。

『隠された記憶』
(one comment)「衝撃のラストシーンに世界が騒然」に偽りなしでした。
観るたびに違った印象を持ちそうです。

『さよなら、僕らの夏』
(one comment)『スタンド・バイ・ミー』を想像すると火傷します。
この映画の衝撃は観ていただくしかないです。(※注:好き嫌いは出るかもしれません)

『うつせみ』
(one comment)なるほど、キム・ギドクが騒がれるわけです。
元気のいい韓国映画の中でも、とりわけ作家性の強い監督ですね。

『母たちの村』
(one comment)アフリカ映画なんてなかなか観る機会はありませんが、
これを観たら、いろんな国の映画に触れたくなること間違いなしです。

『M:i:III』
(one comment)これも期待せずに、話題作だから観なくてはという義務感だけで行った映画。
緩急をつけたドラマがいかにアクションを生き生きとさせるかを、改めて教えてくれました」


----あれれ、11本になっているよ。
「しっ(笑)。
ついでに言っちゃえば予想以上にスゴかったと言う意味で別格なのが
『ホテル・ルワンダ』
また7月以降のオススメ日本映画としては
『ラブ★コン』
『フラガール』
『ゆれる』
『夜のピクニック』
洋画は
『幸せのポートレート』
『2番目のキス』
『キンキーブーツ』
あたりかな」

----あれっ?
『ディセント』とか『ハード キャンディ』とかは?
「う~~ん。見応えあるし、引き込まれるけど、
どちらも人を選ぶ作品だからなあ。
こういうところで選ぶときは
どうしても元気の出る映画中心になってしまうね。
どうせなら気持ちよく映画館を後にしたいじゃない」


               (byえいwithフォーン)

※あらら、またまた10本超えた度
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