葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

いろりの思い出

2007-03-21 20:34:16 | 道順庵の家族葬
道順庵の囲炉裏は小さくて、実用には適しておりません。

作務衣はじめの幼少は、囲炉裏で育ちました。

1~2歳のとき囲炉裏にまだ火があるうちに、入ってしまい火傷をしたのです。

食事は全て囲炉裏の周りで致しました。

私の田舎は殆どそうでしたから、囲炉裏は食と、語らいと、暖を取る場所なのです

囲炉裏の良いところは、「囲む」というところが、家族の絆(大げさかな)や、

親父の話を、皆で聞き入る・・・

煙が目に染みて、涙ぼろぼろの囲炉裏の思い出、感傷的な団塊オヤジとしては、

小さいながら、何故か囲炉裏には、遠くの景色が見えてしまうのです。

焚き火の焼き芋も無く、かまどもガスになり、五右衛門風呂は煙たくて目が痛くな

る経験は、しなくなりました。

文明は本当に素晴らしい・・・

のかな・・・?







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磨けば響く音色かな

2007-03-21 19:59:52 | 道順庵の徒然草
道順庵の玄関には、水琴窟の置き型が鎮座致しております。

最近どうも音色が悪く、銅の受け皿部をペーパーで磨きましたところ、

銅板の響きが蘇りました。

汚れが音の響きにこれほど影響があるとは思いませんでした。

打てば響く・・・・

一滴の雫にも十の音色、はたまた旅路に出られる人も、それぞれの色を、

この世に残していかれます。

いつまでも心に響く思い出の余韻をのこして・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする