本棚を追加したので本を買い込んでいます。
積みゲーもたくさん積んでますが積み本もあるのです。
今回読み終わったのは、おなじみ星新一先生のショートショート。表題作「妄想銀行」を含む32編です。
笑えるものからブラックなものまでいろんな話が楽しめる良作でした。
個人的に1本お気に入りを選ぶとしたら「鍵」でしょうか。
「妄想銀行」はなんかバロックというかむしろクーロンズゲートぽかった。
SFってのはいまさら言うまでもなく敬遠されがちなジャンルですが、そういう人はこういうショートショートから入るといいかと思います。
読みやすいですし、多くの人が想像するような難しい科学理論も出てきません。
SFの世界に入門するにはうってつけの一冊だと思います。