A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

例大祭新刊レビューその12。

2011-05-11 22:05:05 | それさえも平穏な日々

例大祭に参加された方、お疲れ様でした。
わたくし人形使いも無事通販手続きを済ませたので、近日中にブツが届くはずです。
まだ委託が始まっていないものもあるので、とらメロンのHPを監視する作業はまだまだ続きます。
「ダイナマリサ3D」は5月中旬とのことなので、さっさと新PCを注文せねば。
というわけでサクサク行きます例大祭通販レビュー。

・白い奇跡 花の紫-八雲のかなたに-(小豆粥)

常人なら6度死ぬほどのゆからん度を誇る小豆粥さんの新刊、前者はゆからんにとってのひと時の別れの季節である冬のひと幕。
以前にも書きましたがこのサークルさん、季節感の描き方がもう入神の域に達してるといわざるを得ません。誌面から冬の空気を感じます。
特にやられたのが7ぺーじ最後のコマから次の8ページ目への流れ。
屋内から屋外、暗い部屋から出たら一面の銀世界というこの場面転換の鮮やかさに、わたくしリアルでため息が漏れました。はふう。こんなん映画でもなかなか見れるものじゃありませんよいたマジで。
そして目を覚ましたら紫がいなくて泣いちゃう藍さまマジおんなのこ。
この紫の前では徹底して「おんなのこ」として描かれている藍さまがとてもいいです。
「少女」でもなく「女の子」でもなく「おんなのこ」。ここ重要。
サブキャラのチルノとレティもいい味出してます。
特にレティがこういう描かれ方をしているのは珍しい。
後者の季節は春。レミリアに果たし状を送る紫。好戦的なレミリアはいざ鎌倉と飛んで行くが……。
完全にやる気のレミリアを黒田武士で迎えるゆかりんマジ傾奇者。
この「粋」は並のセンスじゃ出せやしません。
しかしこれ、読み返すとどう見てもゆかりんの一方的なのろけです本当にry
毎度思うんですが、このサークルさんネタの引き出しが豊富ですよねえ。

こんな感じ。
手元にある分は残り2冊なので、明日にでも終わらせようと思います。

コメント
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