ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

JR大阪圏ひと筆書きの旅1

2019年07月28日 21時07分41秒 | 最近の出来事

あちこちに出かけるときに、
交通機関として使うのは
主にJR、各私鉄電車、バスの
公共交通機関と自分の車という
組み合わせがほとんどだ。

たまにおじチャリや
家から歩きなんかもあるが、
多くはそんな交通機関を
使用して出かける。

まあなんといっても車は便利なのだが、
歩き後飲み会となると
これはもう電車で頑張って
出かけることになる。

先日も奈良で飲み会があった。

向こうで歩いて、
最終その飲み会の場所に
たどり着くというのを
奈良行きの飲み会の時は
良く行ったものだ。
ところが、先日その飲み会の時は
台風がくるのではということで
一度延期になったことがある。

急遽その翌週に飲み会が
延期になったので、
さあではこの梅雨時の飲み会に
うまく楽しめる方法はないか
と色々と考えてみた。

電車だと近鉄なんかを乗り継いで
八木まで行くことになるのだが、
これまでは桜井を歩いたり、
明日香を歩いたりしながら
出かけたこともある。

ほかにも、談山神社を歩いたり、
高取山を歩いたこともあったなあ。
一番長い時では奈良三山を歩いて
飲み会というのもあったあった。

さあでは今回はどうしようと
地図を眺めていて
ふと気が付いたことがあったのです。

もし雨で電車で出かけるだけなら、
JRの大都市近郊区間を使って、
うんと遠回りで八木まで
出かけてみてはどうかと思ったのだ。

それは一体どういうこと?

という人のためにちょっと
解説してみましょう。

まず、JRの大都市近郊区間とは
どういうものかというと、
大阪周辺ではこれらの
駅の間をそう呼びます。



その区間内で電車に乗った場合、
どの区間を通ろうと運賃は
最短で行った場合の料金となります。
まあICOCAを使った場合は
当然そうなりますね。

例えば天王寺と新今宮の間で言えば、
天王寺から直接に次の新今宮に行こうが、
鶴橋から大阪駅を経て弁天町を通って
新今宮に行こうが電車賃は120円
と最短で起算されるわけだ。

これにはまあ制限がいくつかある。

まずは同じ駅を繰り返し
通過してはならない。
まあ環状線ならわからないけどね。

そして途中下車はできません。

その時はそこまでの最短の
通常料金をいただきます。

まあ、言ってみればひと筆書きで先ほどの
大都市近郊区間(大阪エリア)の
経路を塗りつぶしていけばいいですね。

ではちょっと時刻表を片手に
考えてみましょう。



まずはJRの和泉府中駅を
スタートしてみましょう。
最初は南向いて進んでいきます。
地図も何度か載せますので
参考にしてください。

まずは阪和線で和歌山に行きます。
そこから和歌山線に乗って橋本、
五条をこえて高田に行き、
そこから桜井線で奈良に行きます。

さらに北向いて行くんではなく、
今度は西向いて関西本線で
久宝寺に行きます。

ああここからはこの前歩いた
おおさか東線に乗り換えとなります。

放出に着いたら今度は
片町線で東向いて木津に行くのです。



地図を見ながら考えても、
これだと一筆書きでどこも
重なりませんね。

そこからまださらに関西本線で
三重県の柘植まで行きます。

ここはのんびりしたいい線ですねえ。
その柘植から草津線に乗り、
滋賀県の草津まで北上していきます。

ああ、琵琶湖のところまで
やってきましたよ。
それから草津からは
その琵琶湖に沿って北上し
東海道本線で米原へ、
そしてそこから北陸本線で
近江塩津へとやっていきます。

ここがこのコースの最北端ですね。

途中、余呉湖のあたりも通る
旅気分バッチシの田舎線です。

ここまで電車の営業キロにしたら
387.6キロ。

ここで降りたら6480円の
運賃がかかりますから、
時間があっても駅からは
1mmも出ることはできません。

このままうまく信太山まで
ルールにのっとって戻れば、
140円で帰れるのです。

頑張りましょう。続く