最近、気になっていることがある。
自分の体のことだ。
といっても体調がいいとか
悪いとかそんなことじゃないのです。
どうも最近「蚊」に対して、
刺されてもかゆくならない
体になったのではないか、
ということだ。
それを免疫が付いたと
いうのかどうかはよくわからないけど
体質的にかゆくならないように
なっているのでは、
とかんじているのだ。
昔おふくろやおやじにも
聞いたことがある。
蚊に刺されてもかゆくならなく
なったわあって。
あれはいつ頃のことだろうか。
親の年齢が今のdoironくらいの
時代のことやったのか
はっきりとは覚えていない。
そしてさらにdoironの近所には
そんな人がほかにも結構いるのだ。
特に棕櫚のような栽培地で
働いているものは、
「もう最近蚊に刺されても
全然かゆくならなくなったわあ」
と10年位前から言ったりしている。
年齢的にもほぼdoironと
よく似た村の人間だ。
ま、それほど歳取って、
生物として進化してきたんやあ
なんていうか、あるいは
「いやいやそれは進化や無くて、
加齢による免疫機能の低下」
なのかもしれません。
ではまず何故、蚊に刺されたら
かゆくなるのか調べてみましょう。
蚊はまず皮膚にとんがった口を
突き立てて差し入れます。
人の毛細血管に針のような
口を突き刺すのです。
この時に蚊は唾液を出します。
この唾液には、刺した時に
人に痛みを感じさせない
麻酔作用や、血が空気に触れて
固まるのを防ぐ作用など、
色んな成分が含まれています。
これが、人の体の中に入ると、
その部分がアレルギー反応を起こし、
“かゆく”感じるのです。
これが一般的な蚊のかゆさなんですが、
レベル的には感じ方が違います。
かゆみを感じないといっても
二通りいます。
まずは何も感じない人。
もともとこの蚊の唾液に対して
アレルギー反応のない人です。
刺された痛みもわからない
ある意味ラッキーな人です。
そして二番目は、刺されたという
反応は皮膚に残るのですが、
かゆみは感じないという人です。
まああちこち刺されまくっても
免疫的な反応がない
という方ですね。
多分doironはこの部類でしょう。
先日、手に蚊がたかっているのに
築いたので、慌ててつぶしたら、
プチューとそこが血だらけになりました。
「あ~あ、こりゃかゆくなるぞ」
と覚悟したのです。
でもねえそんな気配が現れないのです。
若干そこが赤くなっただけで
かゆくはならないのです。
そんな経験を続けて二度したら、
ほぼ、確信しました。
こりゃわしは蚊の唾液に関して
アレルギーを起こさない
体になったぞとね。
そういう経験がふた月前くらいで
それ以来、蚊にかゆい思いを
させられた記憶がありません。
ミセスにそんな話をすると、
「実はわたしもねえ、
この前手に蚊がたかっていたので、
わざと血を吸わせて様子を見たのよ。
そしたら赤くなっただけで
かゆくはならなかった」とのこと。
う~ん、夫婦二人で蚊に強くなった?
まあ同じものを食べてるし、
同じような時間を過ごしているから
そうなったのかなあ。
今のところ二人にかゆくなったという
最近の事案は起こっていない。
二人が進化したのか、
あるいはdoiron家の周りの蚊に
そんな力がなくなったのか
どちらかであろう。
あ、こういうのんて
皮膚科で試したりするような
パッチテストなんかはないのかなあ。
まあいずれにしてもこの夏に
その辺の答えはきっと
出てくるに違いない。
でもなあ、かゆくなくなったから
といって喜んでばかりも
いられないよ。
デング熱とか蚊で媒介される
伝染病もあるのだから、
やはり注意もしないと
いけないんやろねえ。
ああ元気に生き続けるのって
むつかしいもんだ。