ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 錦市場から六角堂2

2019年07月26日 21時03分44秒 | ウォーキング

烏丸通を北向いて歩いていくと、
こんな小さなセブンイレブンが
ビルとビルの間にあったりします。



京都はいろいろと建物の形や
色にもうるさいんでしょうねえ。
行政的にもうるさいし、
町の人たちからもいろいろと
意見が出たりするんでしょうねえ。



そして北向いて大きな東西の通りで
2本目の六角通のところに来たら
そこを右折していきます。

左手に見えてくるのが



西国三十三所第18番札所の
「紫雲山頂法寺」です。



ここは聖徳太子が創建した
如意輪観音菩薩を本尊とする
天台宗のお寺です。
先日奈良の太子道を、
全工程を太子と二人で歩きましたね。
だからここでも
「やあ久しぶり」と声をかけて
おかないとね。

でもここまで聖徳太子は
来たんですねえ。
どうやってきたのかなあ。
やっぱりあの甲斐の国の
「黒駒」に乗って



やってきたんでしょうかねえ。

馬に乗りつかれて、
おしりも冷やさなくてはと、
聖徳太子がここの池で沐浴したときに、



木の間に置いてあった
持仏の如意輪観音像が
動かなくなったために
ここにお堂を作って
それを祀ったのが
この寺の始まりとされています。

むむ~おしりを冷やしたのが
この寺の始まり?
これはちょっと違うかあ。

そしてその太子の観音像は
秘仏として扱われており、
つい最近に開扉されて
見られているようです。

そうかあ、太子ちゃん、
見たかったなあ。

前回の開扉依頼136年ぶり
だったこともあったそうです。

聖徳太子の持っていた観音様ですよ。
その本尊がネットに出ていました。
これです。



5.5cmくらいの
小さなものだそうです。
前立本尊の後ろに納められているそうです。
その本尊が今入っている本堂は、
その形が6角形になっています。

明治10年に昔と同じく
その形で建てられており、
人々はこの寺を六角堂と
呼んで親しんでいるそうです。

では本尊にお参りしていきましょう。

こんな思いのこもった香炉に



火をつけた線香をあげ、
ろうそくにも火をともします。
そして横手にある入れ物に
三十三所の納め札も納めます。

5円玉で賽銭をあげて、
ではお参りしていきましょう。

熱心な人はここでお経をあげたり
するのかなあ。
doironはうんと気持ちだけ込めて
お祈りしていきます。

さあでは納経帳に
記載してもらいましょう。
こういう三十三所には納経帳に
記載してもらう人は結構いますが、
最近は神社なんかでも
記載してもらう人は多いですねえ。

doironも最近は神社用の
納経帳を持つようになっています。

まあこういう寺社仏閣は良くいくのですが、
まあ中でもここと
いうようなところでは
記載してもらったりしています。

どこでも記載してたら、
まあきりがないほど
ウロウロしていますからねえ。
記載してもらったら、
少し乾かしてから閉じていきます。

あ、今の納経は日付が
当然令和になっているんですねえ。

ではもう少し六角堂の中を
見ていきましょう。

この寺に来てどうしても
見ておきたいのは「へそ石」です。

本堂前の柳の根元に、
真ん中に小さな穴の開いた
直径40cmくらいの石があります。

寺の礎石なんですが、
平安時代にこの寺が通りをつくる
邪魔になっているので、
なんとか移動してもらえませんか
と祈ったところ、
雲が沸き起こり寺が
15mほど移動したそうで、
その時に残った石が
「へそ石」といわれているそうです。

それがこれ。



平安京の中心を示す石だ
といわれています。

この石をお菓子にした
「へそ石餅」もここで生まれて
いるそうです。





ほかにも寺の池を池坊とし、
華道が発症したともいわれています。

さあこれで18番の
お参りは終わりました。

この時はそのまま19番の
行願寺革堂へと続けて
進んでいきます。

続く