おてんきぷらぷら

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るろうに剣心

2012年09月04日 | Movie
9月2日、映画『るろうに剣心』を満を持してTOHO西宮OSにて鑑賞しました。
94~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された和月伸宏さんの人気マンガ『るろうに剣心*セ治剣客浪漫譚=x。『るろうに剣心』は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心(ひむら・けんしん)が、明治維新後「不殺(ころさず)」を誓った流浪人(るろうに)として、さまざまな人たちとの出会いや、宿敵との戦いをへて、新たな時代の生き方を模索していくという物語。コミックス累計発行部数が5,400万部を超える人気作。
息子の影響でアニメ版を見て大ファンとなった本作。正直、実写化には原作(アニメ)ファンとしては、どうなることやらと心複雑でしたが、そんな心配は一曹ウれました。主人公の心やさしき最強の流浪人:緋村剣心の佐藤健さんはイメージぴったり、「活人剣」の教えを守る剣術小町:神谷薫の武井咲さんは思いのほか可愛く、「悪」一文字を背負う喧嘩屋:相楽左之助にはNHK「平清盛」で鬼若(弁慶)役の青木崇高さん、その暴れん坊ぶりは十二分にOK、重い過去を背負い生きる女医:高荷恵の蒼井優さんはどうかなあと思っていたのですが大いにありでした。独自の正義を貫く弧高の狼:斉藤一(藤田五郎)の江口洋介さん、敵役の二階堂平方「心の一方」を操る人斬り:鵜堂刃衛の吉川晃司さん、見事なまでの憎まれ役:武田観柳の香川照之さんとキャラクターを完全に演じきっていて、心憎くく、うれしいほど。これら豪華キャストの俳優の皆さんが原作「るろうに剣心」ワールドを壊すことなく映画ならではのパワーを注入し、また殺陣も本格的で特殊撮影効果で迫力ある映像は感動レベルの本物でした。コンパクトにまとめられたストーリーも良く、ところどころで涙してしまいました。期待を上まわり次回作を期待しまうほど楽しめました。










   緋村剣心       神谷薫         相楽左之助       高荷恵




     斎藤一          鵜堂刃衛          武田観柳
      



海上自衛隊 呉基地

2012年09月03日 | NON
8月25日『サンフレッチェ広島vsFC東京〔J.LEAGU Division1第23節〕』広島ビッグアーチへ。
1泊2日の遠征、2日目は、「男たちの大和/YAMATO」「海猿」のロケ地、かつて東洋一の軍港と云われた“呉”を訪れました。呉中央桟橋から呉湾観光遊覧船で「音戸の瀬戸」へクルージング。復路は、『海上自衛隊呉基地』を海上より見学。ここには、「第1潜水艦基地」が、最新鋭潜水艦そうりゅう型を見ることができました。護衛艦や相C艇に補給艦など多くの艦艇が停留。物見胡散の我々に、敬礼や手を振ってくれる自衛官の皆さんのフレンドリーな対応に驚き、我が国をとりまく海の安全を守る海上自衛隊、本当にご苦労様と頭が下がる思いでいっぱいになりました。また隣接する「戦艦大和建造ドック」が。IHI造船所には、球状艦首(バルバスバウ)の大型コンテナ船「HANGZHOU BAY BRIDGE(ハンチョウ・ベイ・ブリッジ)」です。ちなみに「ハンチョウベイ」は漢字で書くと「杭州湾」です。その大きさと精悍な顔つきは、戦艦「大和」を彷彿させ、その迫力にしばし見入ってしまいました。これにて、今回の広島遠征旅行は無事終了、広島市内へ戻り、昼過ぎの新幹線で帰途につきました。充実の楽しい2日間でした。

       


潜水艦 そうりゅう型


潜水艦救難艦 ちはや型


練習艦3518:せとゆき 相C艇688:あいしま


練習艦 せとゆき


練習艦 せとゆき 相C艇 いずしま あいしま




護衛艦 さざなみ さみだれ


護衛艦 うみぎり


補給艦 とわだ




油船 YO27 YO22 YG203  水船 YW22 YW20


戦艦「大和」建造ドック


新造コンテナ船 「HANGZHOU BAY BRIDGE(ハンチョウ・ベイ・ブリッジ)」








音戸の瀬戸

2012年09月02日 | NON
8月25日『サンフレッチェ広島vsFC東京〔J.LEAGU Division1第23節〕』広島ビッグアーチへ。
1泊2日の遠征、2日目は、「男たちの大和/YAMATO」「海猿」のロケ地、かつて東洋一の軍港と云われた“呉”を訪れました。呉中央桟橋から呉湾観光遊覧船で「音戸の瀬戸」へクルージング。出航するとすぐに「似島」を右に見ます。「似島」は‘安件ャ富士’とも呼ばれ、戦時中は陸軍の似島検疫所があり、捕虜収容所があったところ。第一次世界大戦では収容されていたドイツ人捕虜のカール・ユーハイムが、「似島」の地で、日本で初めて“バウムクーヘン”を焼いたところでもあります。また、メキシコ産の工業塩の貯蔵地である「三ツ子島」の目を見張る白さでした。
さて、「音戸の瀬戸」とは、仁安2年、日宋貿易促進のために平清盛が開削したと伝えられる幅90m程度の海峡で、呉市(本州側)警固屋と呉市倉橋島(音戸町)との間にあります。現在、海峡には「音戸大橋」がかかり、また平成25年春開通見込みの「第2音戸橋」がかけられていました。
「音戸の瀬戸」の、平清盛『日招き伝説』は、清盛の神通力(平家の経済力)を誇示する有名な伝説。本遠征旅行の外せない目的地のひとつです。音戸の瀬戸は平安時代には歩いて渡れるほどの海峡でしたが、平清盛が日宋貿易船の航行のために深く掘り下げる開削工事を一日で完了させたといわれています。
1165年7月16日夏の夕暮れ時のこと、開削工事最終日、日没にあたりどうしても今しばらく・・・と清盛。西の山に沈まんとする日輪を、金の扇を右手に持った平清盛は、“かえせぅ、もどせぅ、おちまいぞぅぅぅ”と仰ぎ返すとなんと日輪が頭上高く舞い戻り工事が続行できたという、夕日を招き返した伝説。音戸の瀬戸公園内には「清盛公日招像」が西の空に立っています。残念ながら山の上にある音戸の瀬戸公園には時間の関係で訪れませんでしたが、音戸漁港にある『清盛塚』前の「おんど観光文化会館」では‘うずしお企画展示’『平清盛 音戸の瀬戸ドラマ館』に寄りました。ここの見どころは、実際にドラマ撮影で使われた平安時代の船の展示。ドラマの撮影舞台道具とはいえ、平安の世の瀬戸内の海賊たちに思いをはせました。






似島 バウムクーヘン発祥の地


三ツ子島


音戸大橋


第二音戸大橋


清盛塚


音戸の瀬戸ドラマ館













JR呉駅 平清盛 日招き像 立鳥帽子直垂姿




てつのくじら館

2012年09月01日 | Museum
8月25日『サンフレッチェ広島vsFC東京〔J.LEAGU Division1第23節〕』広島ビッグアーチへ。
1泊2日の遠征、2日目は、「男たちの大和/YAMATO」「海猿」のロケ地、かつて東洋一の軍港と云われた“呉”を訪れました。「大和ミュージアム」隣接の『てつのくじら館』へ。
『てつのくじら館』(海上自衛隊呉史料館)は、海上自衛隊佐世保史料館の水上艦・鹿屋航空基地史料館の航空機と並んで、潜水艦と相Cを展示する史料館。建物横に展示されている『潜水艦あきしお』はすでにランドマークの面持ちです。基本コンセプトは、「潜水艦の発展と現況」や「相C艇の戦績と活躍」等に関する歴史的な展示資料を通して、海上自衛隊の歴史を紹介するとともに、呉市と海上自衛隊の歴史的な関わりについて紹介する史料館をめざしているのだそう。昭和60年に進水した「ゆうしお型潜水艦『あきしお』」は、第一潜水隊・第五潜水隊で任務を遂行したのち、平成16年3月に除籍。平成18年9月に国内最大の起重機船で陸揚げされ、呉資料間に展示されました。実物の潜水艦『あきしお』に乗艦し、その内部を見て、触って、体感する貴重な体験ができました。一時期夢中となっていた漫画「沈黙の艦隊」を思い出さずにはいられません。
深く静かに日本の海を守り続ける潜水艦の秘密のベールが少しずつはがれるようで楽しくてしょうがない状態でした。