おてんきぷらぷら

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嚴島神社〔世界遺産散策〕

2012年08月27日 | World Heritage in Japan
8月25日『サンフレッチェ広島vsFC東京〔J.LEAGU Division1第23節〕』広島ビッグアーチ。
NHK「平清盛」に沸く神戸から、これまた「平清盛」に沸く広島へ。
今回の遠征の目的は「平清盛」ゆかりの地を巡ることと、世界遺産を巡ることとしたのですが、どちらにも該当する『嚴島神社』をまずは目指しました。
海中にそびえ立つ朱塗りの大鳥居とともに、祭神・市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀ってある嚴島神社は、スケールの雄大さ、神殿造りの技の極致を物語る建築美、どこをとっても、国内有数の名社といわれるにふさわしい威厳と風格に満ちていました。平清盛によって仁安3年(1168)に現在のように造営されました。その海の中に建つ大胆かつユニークな配置構成の麗姿は、時代を超え、今なお我々を平安の宮廷文化へ誘います。嚴島神社といえば、朱塗りの大鳥居でしょう。午前中に訪れた時は、潮が引き砂浜に立つ大鳥居でしたが、帰りには潮は満ちてきて海中に立つ雄姿を拝むことができました。現在の大鳥居は平安時代から8代目だそうで、沖側の額には『嚴島神社』と、神社側には『伊都岐島神社』の額が掲げてあります。また、干潮時ゆえに、大鳥居の笠木の両端の、東の『太陽』、西の『月』を見る事ができました。振り返れば鮮やかな朱塗り・檜皮葺の荘厳な屋根、清楚に配列された柱、ゆったりとした板敷床など平安時代にその極みに達した神殿造りの「本社」。その「本社」を中心に「客神社」「門客神社」「大国神社」「天神社」など各社が配置され、「朝座屋」「高舞台」「楽房」「能舞台」などがその間に設けられ、また「内侍橋」「長橋」「反橋」などの橋はかけられ、建造物は延長108間におよぶ回廊でつながれ、見事な調和美を見せてくれます。鹿がいる風景もこれまたよし。まさに、神をいつきまつる社殿、平安の雅と浪漫を感じさせてくれます。



























高舞台


祓殿


本殿




回廊


反橋


能舞台


天神社








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