おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

原発震災

2011年03月26日 | NON
日々刻々と決死の対応が報道される福島原発。一方で確実に忍び寄る放射能汚染の脅威。
現在の危機的状況を「原発震災」として昨年8月に予言した本があると人から聞きました。
反原発本『原子炉時限爆弾~大地震におびえる日本列島』(広瀬隆著/ダイヤモンド社刊)。

今の私は同名映画の中のエキストラ役(一般市民の役)を演じているかの様。私の役どころは、大震災後、首都東京に迫りくる放射能汚染に戸惑い怯えつつ、勤務先の人事発令で大阪勤務を命じられ最愛の家族を残し大阪へ旅立つ準備をしつつ、たった今ブログを更新している役。
この映画の主人公はいったい誰で今何をしているのでしょうか。一大パニック映画はまだ始まったばかり。本書とは違う結末を、すなわち「原発震災」の脅威を乗り越える日本人の英知と努力のストーリーの感動のラストシーンを、エキストラとして本編に参加している当事者のこの目で見てみたいと願います。


『原子炉時限爆弾~大地震におびえる日本列島』広瀬隆著
 序 章 原発震災が日本を襲う
 第1章 浜岡原発を揺るがす東海大地震
 第2章 地震と地球の基礎知識
 第3章 地震列島になぜ原発が林立したか
 第4章 原子力発電の断末魔
 電力会社へのあとがき

・・・本文抜粋・・・
科学的・論理的に考えれば、周期的に到来する東海大地震は間違いなく起こることであり、これを否定する人間は、電力会社にも一人もいない。その時に、浜岡原発が破壊され、取り返しのつかない末期的な大事故が起こる可能性は、ほぼ百パーセントと言ってよい。これは、時限爆弾の爆発を待っている、ということになる。私たちに分らないのは、その時限爆弾が、いつ爆発するようセットされているか、その時刻だけなのである。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。