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高幡不動尊あじさい巡り〔TCGC多摩グループ6月例会〕

2021年06月26日 | NON
6月26日、『 高幡不動尊あじさい巡り〔東京シティガイドクラブ(TCGC) 多摩グループ6月例会〕』
2008年東京シティガイド検定合格後、会社勤めにかこつけて幽霊クラブ会員化していましたが、今年より多摩グループに入会し再始動です。この日は、立川市民会館にてTCGC多摩グループの2021年度総会に出席し、総会終了後引き続きの6月例会"高幡不動尊あじさい祭り巡り"に参加しました。大学生時代は、多摩モノレールが無く、高幡不動駅で乗り換え多摩動物公園駅が大学の最寄駅でしたから、たいへん馴染みのある場所です。訪れるのは「TOKYOウォーク2015 第3回大会 日野・八王子エリア」にて参拝して以来ですから6年ぶりでしょうか。"あじさい祭り"は、どんよりとした曇り空のもと、"まん延防止等重点措置"の最中ながら、そこそこの人出で賑わいをみせていました。山中に自生する可憐な山あじさいや、がくあじさい、全国から寄せられた形も色も様々なあじさいたち、やはり梅雨時のあじさいは一入。お寺とあじさいのコラボは、日本の心の趣を感じずにはいられません。しんみりと心静かな佳きひと時を過ごすことができました。以下、東京シティガイド例会資料より抜粋して、ご案内させていただきます。

高幡山明王院金剛寺(高幡不動尊)
真言宗智山派別格本山。京都智積院を総本山とする関東屈指の古刹であり、高幡不動として広く知られる。関東三大不動の一つ。ちなみに、土方歳三の菩提寺であり土方家は檀家頭格の家柄。初詣から始まり、毎月28日の縁日をはじめ、節分会、萬灯会などの年中の行事に加え、境内地四千数百坪と、接続する山林を合わせて三万坪からなる敷地に織り成される四季を彩る自然と景観風情の中で、あじさい祭り、紅葉祭りなどの催しも行われている。その歴史は古文書によれば大宝年間(701)以前に創設された、あるいは奈良時代に行基菩薩が開基したとも伝えられている。1100 年前、清和天皇が当地を東関鎮護の霊場とする勅願により、平安時代初期に慈覚大師円仁が、山中に不動堂を建立し、不動明王を安置したのが始まり。建武2年(1335)8月4日夜の大風によって山中の堂宇が悼オ、時の住僧儀海上人が康永元年(1342)現在の場所に移し建てたのが、今見る不動堂。関東では特筆すべき古文化財で、続いて建てられた仁王門とともに国指定重要文化財に指定される。足利時代には「汗かき不動」と呼ばれて鎌倉公方をはじめとする戦国武将の尊祟を得、さらに江戸時代には、関東十一檀林に数えられ、庶民には火防の不動尊として広くの信仰を集めていた。安永8年(1779)火災に遇い、大日堂をはじめ大師堂、山門、客殿、僧坊等を一挙に焼失。復興は徐々に行われて来たが、特に戦後、仁王門、不動堂を改修、昭和50年代から五重塔の建設、宝輪閣、奥殿が新設された。

仁王門 重要文化財(室町時代)
昭和33年に改修、重層銅板葺造り。寄木造りの金剛力士一対が左右に安置。


不動堂 重要文化財(室町時代)
康永元年(1342)年、山中より移建。東京都最古の文化財建造物。昭和33年に改修。





丈六不動三尊(身代り不動) 平成12-14年、1000年ぶり修復作業の際に創られた北宗俊の作。

奥殿
高幡不動尊に伝承される文化財を保存・展示する堂。


丈六不動三尊 重要文化財 古来日本一と伝わる総重量1tを超えるもの。



大日堂 高幡山の総本山。
手を打つと妙音を発し願い事が叶う"鳴り龍(成り龍)天井"(江戸時代 中村岳蓮筆)が有名。


豊泉寮(知足庵)あじさい祭り中の特定日のみ外観見学可。








五重塔 総高45m 塔高39.8m 和様 三手先出組 青銅瓦葺





第37回高幡不動尊あじさい祭り 6/1~6/30 






















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