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映画『クラシコ CLASICO ON THE EDGE』

2010年09月23日 | Movie
9月23日徹マガライブ!vol.1映画『クラシコ』上映会&トークセッション(阿佐ヶ谷ロフトA)
長編サッカードキュメント映画『クラシコ CLASICO ON THE EDGE』の都内初公開を鑑賞。上映会の後、写真家・ノンフィクションライター宇都宮徹壱氏と映画監督:樋本淳氏のトークセッションもあるという大変贅沢な企画。本映画は、顔見知り某氏の出演映画と知り気になっていたもの。
映画は、国内サッカーリーグ4部=地域リーグの北信越リーグ“信州ダービー”長野と松本の歴史的因縁の対決(クラシコ)を取り上げ、チームと選手たち、熱きサメ[ターの2009年シーズン1年間を追い続けたドキュメンタリーです。5年間長野市勤務の経験がある自分は、長野vs松本の因縁浅からぬ対立を理解しているからこそ、サメ[ターの思いがひしひしと伝わってきて大変興味深く見ることができました。
松本市「松本山雅F.C.」、対するは、長野市「A.C.長野バルセイロ」。地元サメ[ターにとっては、リーグNo.1をかけたこのクラシコは、3部リーグ「JFL」昇格をかけた闘いであり、かつ長野県中心都市の覇権をかけた闘い。絶対に負けられない意地の闘い。結果は、リーグ戦2戦2引分で、リーグ戦はバルセイロ2位、山雅4位と両チームとも不完全燃焼。サメ[ターの一喜一憂が赤裸々に映像となっています。その後、松本山雅は全国社会人トーナメントを経て劇的な「JFL」昇格を果たします。地域に根ざしたスメ[ツの在り様とサメ[ターの熱きチーム愛・郷土愛に感動でした。

トークセッションでは樋本監督から撮影秘話や裏話、会場限定ここだけ話を披露され、大変面白く興味深く聞きました。サッカー界の映像に対する制約や、登場人物の意外な話。女っ気のない映画なので癒しを求めてナレーションに安めぐみさんを起用、映画本編では取り上げられていないバルセイロNo.7土橋選手の松本から長野への移籍話など。英題=CLASICO ON THE EDGE‘崖っぷちのクラシコ’が映画の本質とのこと。

徹壱氏は地域リーグからJまでの思いを語られ、サッカー好きにはたまりませんでした。本作品は世界・時空を超えて楽しめるのではとのこと。徹壱氏より最後に参加者へ、映画「クラシコ」を、口コミ・ツイッター・ブログで宣伝してほしいとの依頼がありましたが、本ブログにて参加者の責任は果たせたでしょうか。

本作品は来春、池袋シネマ・ロサにて公開予定とのこと。公開後、また見に行こうと思います。



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