おてんきぷらぷら

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子午線(東経135度)ウォーク

2012年06月09日 | NON
6月10日は「時の記念日」。前日9日、急に思い立ち『明石市立天文科学館』周辺を散策です。
「時の記念日」は、東京天文台と生活改善同盟会が1920年に「時間をきちんと守り欧米並みに生活の改善合理化を図ろう」と制定。そもそもは「日本書記」の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦換算671年6月10日)の項に、漏刻(水時計)を新しき台に置いたということから、6月10日に。
子どもの頃、イギリス・グリニッジ天文台(経度0度)を基準とした世界標準時が決められていること、明石が日本標準時であることは理科で勉強済み。
その日本標準時・・・。明治21年1月1日から、東経135度子午線に基づいた時刻を、日本全国で使うことになり、日本標準時の誕生となりました。
「子午線」の名の由来は、方位を北から十二支で表し、真北を「子(ね)」、真南「午(うま)」と呼ぶことから真北と真南を結ぶ線を「子午線」となりました。
この子午線に建つ『明石市立天文科学館』は、1960(昭和35)年6月10日に開館で私と同い年で今年52歳。6月10日が「時の記念日」ということで、本日9日(土)、10日(日)は入館無料でした。“時と宇宙の博物館”の常設展示のほか、先日5月21日の金環日食を含め皆既日食など「日食写真展」が開催。14階の展望台からは「明石海峡大橋」など360度の大パノラマは圧巻。そして何といっても「プラネタリウム」。ここのプラネタリウムは日本で最も歴史があるとのこと。“七夕伝説と天の川”と題し50分の上映でしたが、先生が矢印で示しながら観客のリアクションに応じてすすめていく昔ながらの上映に、ほのぼのと鑑賞できました。
その後、子午線(東経135度)上のモニュメントを追って散策してみました。また、せっかくの明石。明石焼(玉子焼)の有名店をはしご。3店はいけると思っていたのですが、この陽気にビールがうまく2軒目ではやすっかりできあがってしまい、満腹にてギブアップ。ほろ酔い気味にて帰途へ。
梅雨空の下、本日、16,269歩、9,759mのウォーク。



明石市立天文科学博物館




プラネタリウム(日本で最も古いとのこと)


展望台から






トンボの標識 トンボはあきつ島(日本の古名)の象徴


国道2号線・子午線標識


最も古い(1910年)子午線標識


モニュメント「刻」


山陽電鉄 人丸前駅 プラットフォームにも子午線が・・・


J.S.T.M(Japan Standard Time Meridian 日本標準時子午線)


子午線ジャー






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