おてんきぷらぷら

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ゴッホ展

2010年11月13日 | Museum
『没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった』国立新美術館
ゴッホといえば「ひまわり」黄色のイメージであったり、自ら耳を切り落とした耳切事件、若くして命を絶った画家との認識。損保ジャパン東郷青児美術館「ひまわり」はバブル時代のオークションを彷彿させます。
さて、TBSゴッホ番組に触発されて訪れた本展ですが、ファン・ゴッホの画家としての10年ほどの画家生活の歩みと変遷が理解でき興味深いものでした。初期の明るい色彩イメージではない黒の画材(木炭・鉛筆・インク)での人物画、パリ時代印象派の影響を得たモダニズム期、アルルのゴッホ様式画、結果的に晩年となるサンレミ療養院・オーヴァル・シュル・オワーズでの作品など、副題の‘こうして私はゴッホになった’を堪能できました。現物再現された「アルルの寝室」も良かったです。部屋の再現ははやりでしょうか。龍馬伝展でも暗殺された部屋の再現が展示されていたような。
個人的には「アイリス」「ゴーギャンの椅子」に感銘、お気に入りに。
入場者も多く、日本人はゴッホ好きなのですね。

   本展図録の表紙
 
 Vincent Van GOGH 1853~1890


今週、母親が肺がんの告知を受けました。少なからずショックです。
今できることは、自宅治療の間は週末なるべく一緒に生活しようかと思います。



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