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四国八十八ヶ所霊場巡拝の旅 〔其之壱〕 第1番【発心】~第4番

2020年11月25日 | Ohenro88
  11月25日~12月4日(9泊10日) 『四国お遍路さん(八十八ヶ所霊場巡拝)の旅』 (1)

今から約1,200年前、弘法大師が42歳の時に人々に災難を除くために開いた霊場が四国霊場。『八十八ヶ所巡拝』は、弘法大師入定後、高弟真済がその遺跡を遍歴したのが霊場巡りの始まりと伝えられています。そのお大師さまの御跡である八十八ヶ所霊場を巡礼することが、所謂『お遍路さん』。88という数は、人間の煩悩の数や、"米"の字を分解したもの、また、男42歳、女33歳、子供13歳の厄年を合わせた数などの説があるのだそう。一般には、人間には煩悩が88あり、霊場八十八ヶ所巡ることによって、煩悩が消え願いが叶うと言われてます。昔は世捨ての旅として知られた四国八十八ヶ所巡り。最近では、ただ信仰心の為だけではなく、健康のため、ストレス解消のため、これからの生き様を探るためなどなど、人生に潤いを求めて巡礼に奮起される方が増えているとのこと。元プロ野球選手の清原選手や菅直人・元総理大臣などのお遍路さんの報道は記憶に新しいところでしょうか。かく言う自分は、本年5月末にサラリーマン生活を卒業した節目であり、また、9月に亡くなった母親の供養のため。はたまた、ここ数年、海外旅行にハマっていたものの、コロナ禍で海外旅行が困難となる中で、国内都道府県で唯一訪れたことの無かった高知県へ前々から訪れたかったこと。そして、応援するFC東京がACL(カタール遠征)にて国内ゲーム開催がないタイミングであり、かつ「GoToトラベル」利用のメリットが、『八十八ヶ所巡拝』への旅立ちを後押ししてくれました。コロナ禍の中、細心の注意を払いながらの旅となりました。

〔四国八十八ヶ所霊場〕


   

【第1番 霊山寺】
竺和山 一乗院 霊山寺 (じくわざん いちじょういん りょうぜんじ)
 〒779-0230 徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
 [ご本尊] 釈迦如来
 [ご真言] のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
 弘法大師が、弘仁6年(815)、四国に88霊場を開く決意をして訪れる。インド(天竺)の霊山を日本に移す意味を込め『霊山寺』と名付け、阿字五転の法則に従って、四国を右廻りに巡る"遍路道"を創った。以来、「一番さん」の名で親しまれている。

仁王門




本堂


大師堂




多宝塔






【第2番 極楽寺】
日照山 無量寿院 極楽寺(にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ)
 〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12
 [ご本尊] 阿弥陀如来
 [ご真言] おん あみりた ていせい から うん
 弘法大師が、21日間の修行をし、結願の日に現れた阿弥陀如来の姿を彫刻し本尊とした。

仁王門


本堂


大師堂


観音堂


安産大師


長命杉(樹齢1100年以上 弘法大師の手植えの杉)






【第3番 金泉寺】
亀光山 釈迦院 金泉寺(きこうざん しゃかいん こんせんじ)
 〒779-0105 徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66
 [ご本尊] 釈迦如来
 [ご真言] のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
 弘法大師が、弘仁年間(810~24)、四国を巡教された際、日照りに苦しむ村人の声を聞き、この地に井戸を掘られた。この井戸から湧き出た水は霊水で「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、寺名の「金光明寺」を改め「金泉寺」とした。

仁王門


本堂


大師堂


黄金の井戸 寺名の由来の井戸。この井戸を覗き込んで、はっきり映れば長寿とのこと。






【第4番 大日寺】
黒巖山 遍照院 大日寺(こくがんざん へんじょういん だいにちじ)
 〒779-0113 徳島県板野郡板野町黒谷字居内28番地
 [ご本尊] 大日如来
 [ご真言] おん あびらうんけん ばざらだと ばん
 弘法大師が、弘仁6年(815)に、この地において大日如来を感得し、一刀三礼をして1寸8分の大日如来像を彫造したことを由来として大日寺と称するようになった。



鐘楼門




本堂


大師堂




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