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四国八十八ヶ所霊場巡拝の旅 〔其之弐〕 第5番~第8番

2020年11月25日 | Ohenro88
  11月25日~12月4日(9泊10日) 『四国お遍路さん(八十八ヶ所霊場巡拝)の旅』 (2)

今回の旅は、クラブツーリズム〝先達(専門ガイド)がご案内!タクシーでめぐる四国八十八ヶ所 全周10日間《参拝寺院88ヶ所》〟に、愚息と二人で参加しました。11名乗りジャンボタクシー2台にツアー客が9名、先達さんと添乗員が同行されての旅となりました。1日目(11月25日)の行程は以下のとおりです。

  11月25日(水)
     ANA 531便 羽田空港 07:35発 ~ 高松空港 08:55着
     (1)霊山寺 [発願] = (2)極楽寺 = (3)金泉寺 = (4)大日寺 = (5)地蔵寺 =
     = (7)十楽寺 = (8)熊谷寺 = (9)法輪寺 = (10)切幡寺 = (6)安楽寺
    【宿泊】安楽寺 宿坊/お勤め参列(徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8)

念願の『結願』に向けて、1日目は、早朝のANA便にて、羽田空港から高松空港へ飛び、第1番・霊山寺、第2番・極楽寺、第3番・金泉寺、第4番・大日寺、第5番・地蔵寺、第7番・十楽寺、第8番・熊谷寺、第9番・法輪寺、第10番切幡寺と巡拝し、第6番・安楽寺へ戻りお参りしました。宿泊は、この日の打ち止めの第6番・安楽寺の宿坊。夜の「くす供養」(死者の霊を聖地に迎えて慰めること)では、本堂奥の室内の水の流れる川に精霊流しの体験をし、本年9月9日に亡くなった母の供養ができました。貴重な人生初の宿坊での宿泊体験でしたが、この日は、自宅からの出発が朝早く、また、初めての巡拝で、お寺での巡拝方法や心得、読経などが緊張の連続で、ことのほか疲労感があり、早々の就寝となりました。


【第5番 地蔵寺】
無尽山 荘厳院 地蔵寺(むじんざん しょうごんいん じぞうじ)
 〒779-0114 徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
 [ご本尊] 勝軍地蔵菩薩
 [ご真言] おん かかかび さんまえい そわか
 弘法大師が、嵯峨天皇の勅願により、弘仁12年(822)に開創。大師が自ら、一寸八分(5.5cm余り)の甲冑を身につけ馬に跨る勇ましい勝軍地蔵菩薩を彫られ、本尊に安置したと伝えられる。

仁王門


本堂


大師堂


大銀杏 樹齢800年を超え、境内の中心で寺を見守り続け「たらちね銀杏」とも呼ばれている。






【第6番 安楽寺】
温泉山 瑠璃光院 安楽寺(おんせんざん るりこういん あんらくじ)
 〒771-1311 徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8
 [ご本尊] 薬師如来
 [ご真言] おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
 弘法大師によって、温泉湯治の利益が伝えられた旧跡。四国行脚中にこの地を訪れた弘法大師は、この温泉が疫病から人々を救う薬師如来と深い因縁で結ばれていると直感し、坐像を刻み堂宇を建立したのが発祥。

仁王門


境内


本堂




大師堂




多宝塔


宿坊






【第7番 十楽寺】
光明山 蓮華院 十楽寺(こうみょうざん れんげいん じゅうらくじ)
 〒771-1509 徳島県阿波市土成町高尾字法教田58
 [ご本尊] 阿弥陀如来
 [ご真言] おん あみりた ていせい から うん
 弘法大師は、この地を訪れたときに阿弥陀如来を感得し、本尊の如来像を刻み堂宇を建立し開基。大師は、生・老・病・死・愛別離苦・求不得苦など人間が持つ八つの苦しみに、十の光明に輝く楽しみを得られるようにとの願いを寺名を込めた。

鐘楼門



愛染堂


本堂


大師堂






【第8番 熊谷寺】
普明山 真光院 熊谷寺(ふみょうざん しんこういん くまだにじ)
 〒771-1506 徳島県阿波市土成町土成字前田185
 [ご本尊] 千手観世音菩薩
 [ご真言] おん ばざら たらま きりく
 弘法大師が、弘仁6年(817)、この地で修行していると、紀州の熊野権現が現れ「永く衆生済度の礎とせよ」と告げ、一寸八分(5.5cmほど)の金の観世音菩薩像を授けた。大師は、霊木に自ら一刀三礼して等身大の千手観音像を彫造し、その胎内に金の尊像を納め、堂を建立し本尊として安置した。

中門


本堂


大師堂




多宝塔




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