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京都:世界遺産散策〔二条城〕

2012年10月11日 | World Heritage in Japan
10月7日 京都の世界遺産「古都京都の文化財」の社寺廻りも3回目、今日は京都市交通局の市バス一日乗車券(500円也)で東山~洛北~洛中の5箇所を散策しました。
洛北から洛中へ、堀川通を南北に走る市バス9系に、上賀茂御薗橋から二条城前まで乗車です。
本日最後に訪れた『二条城』は、徳川家康が上洛するときの宿泊所として造営し、のちに第3代将軍:徳川家光が大改修。時は流れて、慶応3年(1867)10月14日、第15代将軍:徳川慶喜は、諸大名を集め、将軍職を辞し、「大政奉還」を「二の丸御殿」の大広間で宣言したことは有名です。約300年の徳川家の盛衰を見守った豪壮華麗な桃山文化の意匠は必見。「二の丸御殿」へは上がることができ、国宝の遠侍・式台・大広間・蘇鉄之間・黒書院・白書院の狩野派が描いた豪華な障壁画や彫刻など目の当たりに。大広間には鷹に松、黒書院には花鳥と、部屋の用途によってモチーフを描き分けたセンスに時の権力者の力の鼓舞であり象徴であったのかもしれません。残念ながら「唐門」は改修中でしたが、一昨年の12月に訪れた時の姿を思い出します。(あの日はFC東京が西京極でJ2へ降格したんだっけ。)建物や書画ばかりでなく庭園も見どころのひとつ。「二の丸庭園」は池と島と岩、「本丸庭園」は空間を、「清流園」は和洋折衷庭園と、熟年者の目を喜ばせてくれました。若かりし日には、庭など何の興味もなかったのに・・・、大人になりました。
奈良・京都において、江戸時代のものと聞くと新しさを感じてしまうから不思議です。
3回目の京都の世界遺産廻りは、京都市バス利用の散策となりましたが、思いのほか便利が良く、また訪れる際は市バスを活用しようと思います。




東大手門


二の丸御殿














二の丸庭園




唐門(現在改修中につき・・・)


本丸櫓門




天守閣跡


天守閣跡からの本丸御殿&本丸庭園


本丸御殿


清流園




東南隅櫓


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