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成田山新勝寺

2017年05月25日 | NON
5月25日、この日、香取市への得意先訪問に、自宅早朝発で『成田山新勝寺』を寄り道参拝。
『成田山新勝寺』は、天慶3年(940)、宇多天皇の孫にあたる寛朝大僧正により開山された、真言宗智山派の大本山。ご本尊は弘法大師開眼の不動明王像と伝えられ、江戸期から〝成田のお不動様〟とよばれ親しまれてきました。歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗り、不動明王が登場する芝居を打ったことなどもあいまって、成田不動は庶民の信仰を集め、成田参詣が盛んとなり、昭和の世も、お正月の初詣客数では、明治神宮に次ぐ人出を集めていました。実は『成田山新勝寺』参りは、20代の頃以来の2回目の訪問。若かりし日、参道で"うなぎの肝焼き"を食したのですが、半生で生臭く速効モドシテしまい、それから暫く"うなぎの肝焼き"がトラウマとなった記憶が・・・。さすがに早朝の参道ではうなぎ屋さんも準備中でした。参道を下り、平成に完成した"総門"から境内へと階段を登ります。約20万㎡の広大な境内には、"額堂"や"光明堂"、"釈迦堂"、"仁王門"、"三重塔"(すべて重要文化財)が点在しています。生憎の雨模様でしたが、現在の"大本堂"をはじめ、前本堂の"釈迦堂"、旧本堂の"光明堂"を巡り、成田山新勝寺の発展の歴史をたどることができました。思いのほか新しい建物もあり、京都奈良の神社仏閣とは異なる面持ち。男50代後半にもなると、私事よりも、両親、愚息、家族の厄難消除を祈願。不注意にも"出世稲荷社"素通りは"後の祭り"。平成30年4月28日~5月28日は〝成田山開基1080年祭 記念大開帳奉修〟とのこと。来年またこの時期に参りましょうか。


総 門  平成19年(2007)建立



仁王門  天保2年(1831)再建〔重要文化財〕







大本堂  昭和43年(1968)建立





三重塔  正徳2年(1712)建立〔重要文化財〕 



一切経堂 享保7年(1722)建立、 鐘 楼



釈迦堂  安政5年(1858)建立〔重要文化財〕





聖徳太子堂 平成4年(1992)建立



額 堂  安政5年(1858)建立〔重要文化財〕


"成田屋 七代目 市川團十郎像"



開山堂  昭和13年(1938)建立



光明堂  元禄14年(1701)建立〔重要文化財〕



平和の大塔 昭和59年(1984)建立



成田山醫王殿 平成30年(2018)建立予定



雄飛の滝




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