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京都:世界遺産散策〔龍安寺〕

2012年08月06日 | World Heritage in Japan
8月5日 京都洛西エリアの世界遺産「古都京都の文化財」社寺4箇所を散策しました。
ここ3週間、性質の悪い夏風邪で休日はベッドの中でしたが、ようやく復活。夏真っ盛り35度の外気に負けることなく京都洛西プチウォーキング。
さて、エリザベス女王が愛したロックガーデンとして世界的に有名な『龍安寺』。1450(宝徳2)年、室町幕府の官領だった細川勝元が貴族:徳大寺家の山荘を譲り受けて創建した臨済宗妙心寺派の禅寺。有名な石庭は、作庭年代や作者そしてその意味合いもすべて謎のまま。見る人の自由な解釈に委ねられています。東西25m、南北10mの空間に白砂を敷き詰め、15個の石が配されています。方丈の間からは一度にはすべての石は見られない絶妙な配置。15個の石の配置から、別名「七・五・三の庭」や「虎の子渡しの庭」とも。方丈広間の襖絵には「昇り龍」「降り龍」が並びます。方丈の北東に据えてある銭型の蹲踞(つくばい)は、“吾唯足知”(われただたるをしる)という釈迦の言葉が図案化されています。水戸光圀が寄進と伝えられています。また、四季折々の花に彩られる「鏡容池」、今は盛りの蓮や睡蓮がきれいでした。なんとも魅力的な寺。今回訪れた社寺の中ではお気に入りのお寺となりました。







山門


庫裏


勅使門


石庭










つくばい


襖絵「昇り龍」


襖絵「降り龍」


鏡容池








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