おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

麒麟の翼

2012年02月04日 | Movie
映画『麒麟の翼』TOHO CINEMAS 西宮OSへ。TVドラマ『新参者』の劇場版です。
既に昨年のゴールデンウィークに原作には触れていましたが映画化されたということで興味深く映画館に足を運びました。原作者:東野圭吾、自ら、刑事・加賀恭一郎シリーズ最高傑作と認める作品ということで原作は発売されてすぐハードカバーで読んだのですが、期待感が大きかっただけに今一ピンとこなかったのです。が、映画は良かったです。好かったと思います。映画は、もしかすると原作を超えたかもしれません。単純に原作よりも映画は泣けました。涙しました。単に犯人探しに留まらず、事件に関わる日常を生きる人たちの物語を丹念に深くえぐっていく刑事:加賀恭一郎シリーズ。映画では、既に死んでいる被害者や被疑者、恭一郎の父の生前のエピソードを映像(やはり人の表情や仕草があるといいんですね)で織り込ませることで、恭一郎はもちろん残された家族・恋人の想いや心の動きを感じることができ、ラストの感動に繋がります。泣けるミステリーエンターテイメント。
それにしても日本橋界隈は自分にとって10年以上営業地回りしていた勝手知るホームの地。
TVドラマ『新参者』もそうでしたが自然と見慣れた街並みにうれしくなってしまいます。
東京が恋しくなる映画でした。











コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。