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京都:世界遺産散策〔天龍寺〕

2012年08月08日 | World Heritage in Japan
8月5日 京都洛西エリアの世界遺産「古都京都の文化財」社寺4箇所を散策しました。
ここ3週間、性質の悪い夏風邪で休日はベッドの中でしたが、ようやく復活。夏真っ盛り35度の外気に負けることなく京都洛西プチウォーキング。
嵐電北野線から嵐電嵐山線に乗り換え、嵐山へ移動し、『天龍寺』へ行きました。『天龍寺』は、風光明媚な嵐山にたたずむ禅寺で臨済宗天龍寺派大本山。1339(暦応2)年、夢窓疎石のすすめで後醍醐天皇の菩提を弔うため、また、南北朝戦争の犠牲者を供養する目的で足利尊氏が創建。室町時代には京都五山の第一位として興隆しました。国の史跡・特別名勝に指定された「曹源池庭園」は、嵐山や亀山を借景とした雄大な池泉回遊式庭園で、世界遺産にもなった名園中の名園。「曹源池庭園」の池の中央にある石組は、中国の‘登竜門’の故事にちなんで鯉が滝を昇る様子が表現されているのだそう。また、法堂の天井に描かれている“雲龍図”は、日本画家:加山又造の傑作。どこからでも睨まれて見える‘八方睨みの龍’。1997(平成9)年の作ということで、墨にブルーの色彩濃く、直径9mに描かれた龍の迫力は必見です。八方睨みというと葛飾北斎が描いた信州・岩松院本堂の天井画`八方睨みの鳳凰図’を思い出しますが甲乙つけ難しといったところ。また、庫裏には、ダイナミックに描かれた達磨大師の“達磨図”もインパクトありました。見どころ多く有名な禅寺ですから、『金閣寺』に負けず劣らず多くの観光客でにぎわっていました。嵯峨野・嵐山には月に愛されたところとか。源氏物語に平家物語、いにしえの平安に心遊ぶひとときでした。







総門


勅使門


中門


庫裏




大方丈












(枯山水庭園)




曹源池庭園






龍門爆


法堂


雲龍図








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