おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

熊野三山と八咫烏(やたがらす)

2013年01月14日 | Soccer
1月11日、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』“熊野三山・熊野古道”を探訪散策。
この旅で無知のための驚きと出会いがありました。それが“八咫烏”。
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社・那智青岸渡寺)では、烏はミサキ神(神の使いの鳥)として信仰されています。神武天皇が霊地熊野に迂回し“八咫烏”の先導で太陽を背にして大和に攻め上がり、日本の国を開いた「日本書記」の故事にちなんだものです。“八咫烏”は単なる烏ではなく太陽のシンボルであり、「南山」と呼ばれた熊野にふさわしい魂を運ぶ霊鳥と考えられています。咫(あた)は長さの単位で、親指と人差指を広げた長さ(約18cm)ですが、八咫は単に大きいとの意。
日本サッカー協会のシンボルマークにも用いられている“八咫烏”。これは、「日本サッカーの始祖」と呼ばれる中村覚之助(那智村浜の宮出身)がそのマークの発想に影響を与えた可能性が大。那智本宮大社の八咫烏をデザインし1931年に採用されたもの。3本足の黒カラスに少々違和感を覚えていた者としては謎が解けすっきり。日本の国を開いた“導きの神鳥”に日本の誇りを覚えます。熊野権現の使い“八咫烏”が、多くのサメ[ターの願いと多くの祈りを代表選手に届けます。次回、ヤタガラスに会えるのは、2月6日(水)ホームズスタジアム神戸でのキリンチャレンジカップ2013vsラトビア代表戦。ガンバレ!日本!





和歌山県世界遺産センター交流空間「Kii Spirit」

















2012.2.24 キリンチャレンジカップ2012 vsアイスランド戦(大阪長居スタジアム)にて




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。