おてんきぷらぷら

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PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス

2020年09月28日 | NON
9月27日 『サガン鳥栖 vs FC東京〔J.League Division1第19節〕』に日帰り福岡遠征しました。
福岡入り後、時間的に余裕があったので、福岡市博物館に立ち寄り、この日が開催最終日の『PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス』を鑑賞しました。既に、国内では東京、新潟、大阪で開催され、世界で計200万人以上を動員した"ピクサー・アニメーション・スタジオ"の映画を生み出す技法と科学に迫る人気の展覧会です。鑑賞とは言え、実際には平面を回転させ立体を作ったり、レバーを動かしキャラクターの表情を変えたりと、アニメーション制作のカギとなる8の工程を、触れていじりつくす展示方法(ハンズオン展示)で、実際に体験しつつ、作品に込められた数学や科学の技術を遊びながら学ぶことができるとのこと。コロナ禍において、入場人数制限に加え、入口でビニール手袋を配布され着用が必須など、感染対策に工夫がなされていました。また、PIXAR本社から直送された本物の粘土模型や、制作初期段階につくられたコンセプトアート、PIXARアニメーションの人気キャラクター像なども展示され、わいわいがやがや、多くの親子連れが大いに楽しんでいました。あらためて、今どきのアニメーションはサイエンスなのだと認識したしだいで、とても勉強になりました。

 〔アニメーション制作8つの工程〕
   Modeling(モデリング) “キャラクターの形をつくる”
   Rigging(リギング)  “キャラクターの動きをつくる”
   Surfaces(サーフェイス)  “髪や服などの外見を決める”
   Sets & Cameras(セット&カメラ)  “物語の世界をつくる”
   Animation(アニメーション)  “キャラクターを動かしてみる”
   Simulation(シミュレーション)  “キャラクターの髪や服を動かす”
   Lighting(ライティング)  “昼や夜などの明かりを調節する”
   Rendering(レンダリング)  “映画館などで楽しめる状態にする”