おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

〝バトゥ洞窟〟

2018年10月09日 | travel abroad
10月5日~8日、住みたい国世界No.1マレーシアの首都クアラルンプール、週末ひとり旅。
KL周辺の観光地といえば、"バトゥ洞窟(BATU CAVES)"。ヒンドゥー教の聖地、パワースャbトです。まずは目に入るのは金色に輝く巨大な神像。我々世代は"マグマ大使"を思い出してしまいます。その足元から虹色の272段の急階段が山の中腹まで続きます。ガイドブックでは、階段の虹色の写真はありませんでしたから、最近の塗り替えられたのでしょう。10月といえども亜熱帯の陽気、気温も30度近くあり、汗だくになりながら階段を上ると、カニクイザルの群れが迎えてくれます。観光客の荷物を狙うのは日光のニホンザルと同じですが、ここのカニクイザルは、皆筋肉質、メタボ系の猿はいませんでした。行く手を遮るカニクイザルは油断大敵、用心しながら階段を登りきると、岩壁にぽっかりと口を開くこれまた巨大な鍾乳洞の入り口が。圧巻は、別世界のような本殿のある洞窟の大空間。さらに、天井に開いた穴からは光が差し込み、神秘的で幻想的な雰囲気を醸し出していました。実際、毎年1月下旬から2月上旬にヒンドゥー教の大祭「タイプーサム」が行われる場所。ヒンドゥー教の宗教儀式「タイプーサム」は、信者が苦行として昏睡状態で針を体に刺して飾りつけて行進するのだそう。単なる観光スャbトではなく、真なる信仰の対象だからこその大迫力に感銘を深く受けました。