おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

尾瀬ヶ原 散策 ①

2015年10月03日 | NON
10月3日、黄金色に輝く“草もみじ”の『尾瀬ヶ原』へ散策(ハイキング)に行きました。
尾瀬といえば、雪解けが進む頃、湿原に咲くミズバショウ。残雪の至仏山を背景に咲く尾瀬ヶ原のミズバショウは、日本を代表する自然景観のひとつ、夏には尾瀬を代表するニッコウキスゲが有名ですが、この10月初旬は湿原の草が紅葉して黄金に輝く“草もみじ”が見頃です。
今回、人生初尾瀬は日帰りにて、鳩待峠を起点に『尾瀬ヶ原』を巡るコースを選択。鳩待峠~山ノ鼻~牛首~ヨッピ吊橋~竜宮小屋~牛首~山ノ鼻~鳩待峠のルート。鳩待峠から山ノ鼻へは、鳩待峠が標高1591mで、尾瀬ヶ原は標高1400mですから約200m弱下ります。前日の雨にて山道の石・岩・木道は湿っていてヌメヌメ状態でよく滑り足元に注意が必要でした。山ノ鼻ビジターセンターまで下れば、尾瀬ヶ原は基本平坦ですし整備された木道を進むことになります。まずは、“草もみじ”におおわれた湿原の沼の真ん中を進み、牛首を目指します。前方にそびえる燧ケ岳(2356m)へ木道がつづく“草もみじ”の景色は感動もの。牛首分岐から東電小屋方面へ左折しヨッピ吊橋へ。ヨッピ吊橋周辺はハイキング客もまばらで熊の気配を感じます。そこから東電小屋ではなく竜宮小屋方向へ右折。左に燧ケ岳、右遠方に至仏山を見て歩む風景は新鮮。竜宮小屋にてお弁当の昼食。すがすがしい尾瀬ヶ原の空気もおかずになりました。一休み後、再び牛首経由、山ノ鼻へ戻ります。前方に至仏山(2228m)をのぞむ景色もまた秀逸。尾瀬ヶ原の自然、山、湖沼、川、森林、湿原、“草もみじ”を目いっぱい味わうことができました。山ノ鼻で再び休憩し、鳩待峠への帰路。限られた時間の中で少々尾瀬ヶ原堪能を欲張りすぎたかもしれません。鳩待峠への登り道は思いのほかきつく足にきました。もう少し体力を残しておけばよかったかと・・・。再びミズバショウやニッコウキスゲの季節に訪れるときにはこの経験を活かすことにしましょうか。“草もみじ”の尾瀬ヶ原、大満足のハイキングとなりました。


鳩待峠





鳩待峠 ~ 山ノ鼻



山ノ鼻ビジターセンター





山ノ鼻 ~ 牛首分岐













牛首分岐 ~ ヨッピ吊橋









ヨッピ吊橋 ~ 竜宮小屋









竜宮小屋 ~ 牛首分岐











牛首分岐 ~ 山ノ鼻













山ノ鼻 ~ 鳩待峠