おてんきぷらぷら

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水郷潮来 あやめまつり

2014年06月14日 | NON
6月14日、『水郷潮来 あやめまつり』潮来「前川あやめ園」を訪れました。
潮来が最も華やぐ梅雨の季節。約500種100万株のアヤメが植栽されている「前川あやめ園」。紫・白・黄と色とりどりのあやめが咲きそろい、毎年『水郷潮来あやめまつり』が開催されています。昭和27年にはじまった歴史あるおまつりで、当初は、あやめや花菖蒲の愛好家たちがビール瓶などに花菖蒲やあやめの切り花を入れて行なわれていたのだそう。この日は、梅雨の晴れ間にしっとりと咲くアヤメにうっとり、さらに潮来花嫁さん「嫁入り舟」のイベントも見ることができ幸せです。「嫁入り舟」は、土地改良事業をはじめとする開発事業が行われる昭和30年前半までは、この地方は水路によって形成された生活形態であったことから、嫁入りする際の花嫁や嫁入り道具等を運搬するときにもサッパ舟が使われており、これが「嫁入り舟」のはじまりだとされています。この「嫁入り舟」が全国的に知られるようになったのは、昭和31年10月松忠f画「花嫁募集中」とタイアップし“ミス花嫁”を募集したことがきっかけとなり、花村菊江さんの「潮来花嫁さん」の大ヒットによりさらに全国的に知られるようになりました。昭和60年に行われた『つくば国際科学技術博覧会(潮来の日)』の際に、イベントとして「嫁入り舟」を復活させたのがきっかけとなり、現在のあやめまつり大会においてもイベントとして行われるようになり、今では水郷潮来を代表する行事となりました。
今は盛りのアヤメ・カキツバタ・花菖蒲、水郷潮来を堪能です。


















“潮来出島のまこもの中にあやめ咲くとはしほらしや” 光圀